突風がうねりのように次々と襲い止んで行く感覚。引いては来る定期性と曖昧な不定期が交差しているカオス。そこに規則性は無い。
バナナの葉が風を聴かせ見せるからなのか。感覚が風の波に取り込まれる。
天気予報は今日は北風が強く、気温はaverage19℃ この後年始まで気温はほぼ同じ、多少の上下で推移。台風はこのまま号数がチャラに新たな年を迎えそうだ。
最後だった22号は既にマレー半島東沖(タイランド湾)で熱帯低気圧になった。ただ、齎せたフィリピンでの豪雨水害。何処も近年稀に見る事の連続。積年のデータ、事例で予測するのは無理が生じている。21世紀も四半世紀過ぎに差し掛かる頃、発想の転換が要るのか。
朝、畑、花壇、周囲を見渡す。昨夜の突風で飛ばされたのはフラワーポットだけだった、中に軽い肥料しか入れてなかった。畝と溝は変わりない。夜間に猫被害は無かったようだ。乾き気味だった平らな花壇と差枝鉢に少し湿り気を。
車にブルーシートを積み軍手を持って冷蔵庫とコーヒーメーカー引き取りに。島の逆側だ。
ガソリンが心許無いが今日は大丈夫だろう。
道すがらの砂糖黍も風に大きく揺らされ、波打っている。空は濃いグレーの厚い曇天。沖の波は濃い海面に白いエッジの牙を剥く。
冬の富山湾のもつ地響きの恐怖感は無い。この天候でも演歌より大瀧詠一が似合う冬の海。
2年前にダイニングラックを引き取ってもらって今回2ドア冷蔵庫とコーヒーメーカーを頂ける恩人は変わらず元気そうだった。今度は下の子が久米島高生だ。御礼とミネラルウォーターを置いて帰宅。途中で道すがらのドラッグストアに寄り、焚いたお茶を冷まして入れるお茶入れ、オーブン用のクッキングシート、洗剤など幾つかの備品を購入。胡椒のホールはドラッグストアのは無く、通り過ごしたJAだった。次回に繰り越し、まだ少しは残りがある。
中々発芽しなかった島大蒜だが何通り目かの環境で根と芽が出てきた。キッチンに置いてあるが熱はまだ来ておず、偶々だろうか。根はラベルで半影、芽は室内光が当たる場所。ペットボトルで水耕栽培風にしてあるベーシックな環境。
箱で日陰にしてあるのは薩摩芋。まだ何も起こらない。
畑の定点観測。東畑は溝切り、堀をする度に畝の補強、土を足して行っているが肥料と混ぜて細い土粒にすれば雨風で滑り落ちる悪循環。何処かで逆転したい。
さあ大蒜の植える場所を作らないと。アルカリ気味で大丈夫だが水捌けのいい場所。コンパニオンプランツとして畑に植えたいが長期間置いておけて水捌け、日当たり。。
土曜日も東棟のメンテナンス工事は続いていた。職人の数は少なく、社員だけが来て作業していた。ありがたや。
庭は雨の合間を縫い、冷蔵庫、コーヒーメーカー引き取り前後に外周道路の草刈り。冬場でも4週間で結構な雑草。暮れだし一周刈っておく。新年明けた頃芽を出すだろうから一度除草剤を撒いて置く。庭は収穫を終えたいたバナナの木は子株孫株の出現を待っていたが、この風で枝も折れていた木があり、株元を30センチ程残して倒した。バークや花壇囲みに利用できない枯れ枝、蔦草、この外周道路の刈草と合わせて廃棄しに行こう。
夕刻、近所の情報収集対象に。家の工事業者は看板車で来ていない。近所の工務店の名を明かして安心してもらう。この先も色々あると思うので近所の業者に頼んだと当たり障りの無い様に話す。人に貸すのか探りがあったが近未来していた会社の保養目的で知り合いが来る程度と現状通りの説明。