今日、会社を辞めました。(個人忘備録日記です)

不摂生からの疾病 リハビリで価値観が転換 退職しました。

Wise men learn by other men’s harms, fools by their own.

3段カラーボックス。2階や1階の押し入れの奥で荷物の分別に使っていた。多分、私が10代の頃に買い求め、寮や東京で使っていた物もあるだろう。幾つかあったがネジの企画は全て同じだ。素材は集成材で一個づつは大した物では無いが、組み上げた壁面をちゃんと保持していれば多少の重量でも持ち堪える。黄色や黄緑のパステルカラーが刻を物語る。ラジオを聴きながら分解、纏めの作業をしていた。報道で、ある交響楽団のバイオリニストがALSで徐々に身体が言う事を効かなくなるエッセイが紹介された。ライブなエッセイ。 思い出すのは前の顧客のある先生。彼も同じ病で40を過ぎてから車椅子、手元も怪しい生活だった。私が知りあったのは疾病発症後。奥様曰く、寝返りが出来ず、癇癪を起こす事もある。気性の凹凸は先天的な部分もあるが後天的に「思うように身体が動かせない」環境は人事ながら衝撃だった。気遣い過ぎる時もあり、対応は難しく感じた。己は元気な時だ。

ヒットを連発した歌手が咽頭癌。プロ野球選手が骨がドンドン折れる病。世界記録のスイマーが白血病。既知なのは世の中のほんの一部だが、何も今、ここに来なくても、と思わせる病魔。世の中の是等の不条理は悲しくなる反面、己の病を憂いていては申し訳なく感じる。先生方対象の営業、説得、誘導が生業だったが言葉の不明瞭と失語が断末魔的に思っていたが、回復では無いが「慣れ」の作用で歩行や挨拶は「決まり言葉」でこなし慣れては来た。都会での疾走自転車以外は歩行も徐々に。常に自身の動きを気遣う事に、慣れて来た。

 

誰々よりまし、と表現すると違うが、悲観なんぞしていられない。人の振り観て我が振り直せ。ともニュアンスの違いを感じるが、愁う気持ちは生産的では無い。客観的に自己を認知し、歩みは止めず、進め。

2021年はこうかな。 折りしも開催未明の五輪でも大事な時に大事なタイミングで必ず起す失言と負け惜しみの頂けない態度で元宰相は鮫如く袋叩きで既視感しか無い。報道では同調非難や目立ちたがり屋弁護士政治ゴロの擁護論等、聴くに堪えない。

2022年は冬季五輪とワールドカップの年。のんびりと構えてはいられない。医療、保健所のインフラをカットしていい気になっていたのもこの弁護士。

厚顔無恥で無いとやっていけない今世。

 

子供達は強いモノに寄りながら、冷静に俯瞰して判断している。今は気付かないが学んでいる。怖いな、10年後。

島は桜に包まれている。ソロソロ台風の襲来が始まる頃合い。旧正月もハブ達ももうすぐそこ。

 


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