昨日来再び巡って来た台風6号が接近し、ゆるゆる纏う久米島。30時間程の停電を終え、ようやく冷えが戻った冷蔵庫を検める間も無く、再び停電の恐怖に充電出来る物は全て充電を励んだ一夜が明けた。通電はまだ保たれている強風雨直下が続く。 生き残った草木は再び揺られ、断たれ、畑庭は禿山如し。
給電が絶えない不思議な中、嵐で生き残った草木花も再び飛ばされるのをただ見ているしか無い。
僅か出来る事は意を決した一瞬だけ道路に飛び出した物を拾う。それだけで雨でグッショリ濡れて戻る。 この台風のように行き足が遅く、進路に未知数要素が多いと、現況や予測も立ちづらい。「今どこ？ どう向かう？」も台風動向は詳しく述べられていない。衛星画像を基に見るしか無い。高気圧の縁を移動とあるが高気圧にも高度差があり、旧渤海から南下の高気圧は高高度らしく、影響が弱いらしい。付け焼き刃知識では何とも対応し辛い。
台風は島の北側を東進中でまだ暴風雨圏内。外は雨風が荒れ窓を揺らせ、前より雨量が多い。道路は小川如く水が流れるが植物は根から揺られ、茎の根本から禿げたバナナ、すっかり形を変えたマンゴー、小さな木々も原型を留めてはいない。正にまだまだ嵐の最中が長く続く。
復活させたマンゴー、シークワサー、、折れた木を検めるが、、。
今年は大きめのリセットと気持を革める。何事切替が必要。望むのは過去では無い、経験を活かして挑む未来。
