朝露があったのだろう。下土が微妙に湿っている。テーブルは乾いていた。10割曇天。
気温17-19℃北弱風湿度6割 足先はやや冷たいが寒くは無い。高高度寒気は一旦は暦を読んで引いたようだ。シャツの上に長袖ジャージ。平壌の低気圧は遅い歩みで日本海へ押し出されるがいずれも千少しと気圧差の少ない微妙な低気圧。本土はいずれ高気圧東進で晴れるだろう。南海の雲も僅かだが中比間の気圧差が空をグズつかせる。 植物には優しい環境だろう。何日か強風に晒されたコニファーは揺すられて弱って萎れる葉もあるが其々花芽をつけ出した。身の危険を感じたのだろう。 その狭間で月桂樹も一輪の花をつける。此処も風が抜ける場所だが良く耐えた。月桂樹は葉の欠けが目立ち出した。虫除けを撒いておく。
マンゴーの高く上に伸ばす枝を下方へ抑える矯正を進めるが、一気に力をかけると怖い。縛って徐々に矯正していく。その作業中に気になる他の高木は枝を落として行く。
鉢で芽出ししていた幾つかの種子が根を回して詰まっていた。何処に植えようか。
パンパンに根が詰まっていた島ラッキョウ鉢は水で解きほぐしながら分け、半分を南畑畝に。
残りは空いた鉢に土を足して広々と置いた。
雨が降ったり止んだり。上空は厚い雲、何処となく薄暗い。眼鏡を外したまま室内を見遣ると視力の低下を感じるが、昔から夜目は苦手だった。視力の低下すら、中々気付かないので勘で見たつもりとなって長い気がする。野球のバッティングも幼い頃から遊び始めたゴルフも全部勘だった。昨年の免許更新時に古い眼鏡で臨んで矯正視力すら危うかったので実感した。今迄は適度に勤務先近くの眼鏡屋で更新していたが島暮らしで抜け落ちていた。これからは意識していないと。濡れた眼鏡を拭きながら思う。
シトシト雨は長くなってきた。雲は中華南方から続いていた。
シリシリ刻んだ人参を塩をして置いておく。土付きジャガイモは洗い水に晒し、いつでも刻めるように。玉葱は甘皮を剥いていつでも刻めるよう。一番火の通りが遅いのはジャガイモ。刻み方にも寄るがスティック状でもそうだ。後は順に炒めていくだけ。
今日は残り物キャベツ芯もあるが玉葱と変わらないので一緒に焼く。冷凍コロッケ(クリーム)もあった。 野菜を炒めて何故美味しいのか。油、塩で充分だがケチャップををコロッケに添えた。一度あげた人参を戻し最後に焼き目温めていただきます。キャベツ芯がやや甘い火入れだが食材の甘さは引き出した。
鶏手羽元は煮出した後だが滲む脂出しに一緒に絶えずフライパンに居て野菜焼きを手伝い。美味しくいただきました。
島では避寒桜が咲き出している。暦なら立春だ。
