ー薄い雲が広がる空。下土は乾きき、風は殆ど感じない。 時折弱風が抜ける。 可燃ゴミをまとめ出し。駐車場前花壇、鉢植えのブーゲンビリアに肥料少しを加え、硬くなった土の具合を手で掘り探る。根が未だ回っては無い。
気温は概ね22-25℃微風時々晴予報の今日。太平洋高気圧、大陸低気圧共東進を進めるが未だ日本は好天下だ。南海低気圧も目立つ物は無い。フィリピン ミンダナオ島に1006mbの定期圧が襲来しているが間も無く上陸、弱くなって西北進だろう。
陽射しが厳しくなる前の朝の内に根掘り石掘り。
昨日の水は水捌け改善で引いていた。土砂除け石除け。根を露呈させ、脇根を切って主たる根を切り出して行く。 両端を決断しても思わぬ方向に細い根が隠れて突っ張っている。取り敢えず張力を持っている物から絶って行く。鋏、鋸、場所と対称の太さで使い分けながら。3センチ鋸幅も慣れて来た。ゆっくりではあるが先人は「水滴りて石穿つ」と言う。学ばないと。
太根に鋸を入れ、土砂で刃が詰まればホースの水をそのまま掛けて除外、土砂を掬い取って行く。根の又の下に大きな石、コンクリ辺を噛んでいた。
掬い取り去り、切断を進める。あっという間に午前を過ぎ、昼に休憩。
掘り出した土砂を除けると祠状の奥に幾重もの根が出て来た。徐々に切り出していく。屈んでの作業から地面に這いつくばる作業へ。ズボンも泥だらけ所か、洗濯し過ぎ？ 股が裂けて来た。何度か縫った箇所と違う生地がバッと裂けた。 作業用には綿パンを使っているが。ジーンズの方がいいかも。ユニクロだが。 U字溝3本は割れている。補修使用か入れ替えか迷う所。たかが排水溝。されど、、。
U字溝は砂利等の上に置いてあるだけ、長年の放置で底下に根が回ってこうなった。固め置くと余計な力が掛かるのだろう。先ずは根切り。根切り。
背筋が縮み、足元が滑る刃物作業なので腰伸ばし。暑くも寒くも無い。服装はタンクトップにTシャツ重ね着。作業長ズボン。 腰を伸ばし両腕と縮こまる姿勢の両脚を伸ばし、別作業でリフレッシュ。東海畑の畝変更と排水路のアテ掘り(仮掘り)。 畝は東西に1、2本程度太い畝にする。以前から掘り返してあった土を纏めながら再度耕し、返して中央に穴を設けて昨年の腐葉土擬き黒ずんで来た枯葉を埋め、堆肥と混ぜて埋める。土返しの鍬作業はまた異なる筋肉で腰と左右やや下の広背筋に応える。が、気持ちいい。
砕いたバナナ茎は中々朽ち無い。最近バナナ茎、葉で繊維を造る方法を見た。いずれは挑戦してみたい。排水溝迄暗渠擬き排水路を造りたいので余り掘れないが一旦土を返し、落ち葉クズと堆肥を混ぜ、上土は何処かから持ってこよう。今の高さでも上下勾配があるので知恵を絞る。
土返しは異なる筋肉に効く。腕はそう使わないのでいい気分転換。さあ戻ろう。
幾度か土砂を攫っては軍手が滑るので替え、根切りを繰り返し、洗浄、土砂除け、根切り。土砂浚い揚げ。を繰り返し悉く根を切って行く。水路を越え、切り株横を跨いで通る時に、フト体重を掛けた切り株がグラっと動いた。「緩くなって来た!」と改めて左右から交互に押してみると、何か僅かな箇所で繋ぎ留めているがグラッと動く。繋がっている箇所は見えない。切り株はとても持ち上がる重さでは無い。押して傾ける事は出来る。足元は泥で滑るので踏み固め、切った根や砂を敷いて切り株を押しながら繋がっていそうな箇所を見えないが見当で探って鋸を当てて切ってみる。石に当たっては除け直し、何度か切り。止まる所まで押し、何かに引っ張られているテンション一杯で切り株を横に捻り、戻しを繰り返して何度目か。「ブチッ」と来れる音と共に切り株が引っ張られ無くなった。角地の奥向けに倒した時だったが、切り株は切断しないと持ち上げ、転がしも出来ない重さ。逆の倉庫前側に押して何とか転がし、切断しやすい向きに置いた。此処で切って転がしてトラックまで運ぼう。しかし重い。根切り跡と溝横に残った根の方にも除草剤を吸わせ、既に暗くなり掛けた中。作業中断。
ようやく根を切り終え、切り株が動いた。後は分解して焼くか？ 根揚げ記念日。ネヲアゲタみたいだ。
空も妙なグランデーションで神々しい。
あー疲れが気持ちいい。
食べる物が無い。冷凍のイカ、ご飯を温め戻し、即興でドリア擬き。
小麦粉、マーガリン、コンソメでレンジしながら混ぜ続け、ホワイトソースと人参玉葱バジル烏賊を炒めソースに合わせ、ご飯の上に盛ってチーズ。そしてグリル焼き。一応ドリア。
チーズの味しかしない、ケチャップに頼る。緑はバジル。
ホワイトソースを煮た鍋は、勿体無いので水を入れ、洗いもって湯を炊き、スープの素で掃除スープ付。ご馳走様でした。
