朝から、時間配分はにわか雨だが、結構本雨らしく小粒だが長く雨量の多い雨。それが20分程で断続的に曇り空、稀に日も差す。 島嶼らしい海洋気候と呼ぶのか。 島の道路に排水溝が多い。止んでいる間も土の上はぬかるみと水を張ったような水溜り。木々の枝葉からは水滴。水溜りと粘土以外は風と陽が射せば水滴の如く忽ち消える。 中には過剰な湿気を嫌う物もあるが、植物、農産物には概ねいい環境。
この輪廻の中で成長せず、朽ちもせず、堆積するのは石と我々が作り出した物。ガラス片、プラ、ポリ、ビニール。鉄、アルミすら長い時間で少しづつ朽ちる。そしてコンクリート。攫い捨てながら思う、ヒトの責任。なんとかならないものか。
広い海へ放出して数字的にゼロに近しくなったのは木材や鉄加工の昔。見えにくくなっても埋めても無機物質は残る。中洲や湿地帯を利用する為、治水する為、電力を得る為、其々理由はあっただろう。利益を奉授すると責務も生じる。それに目を瞑って来ただけの事。我々の足下には朽ち無いゴミが沢山残っている。いや、ソノ上で日々営んでいる。これらゴミをそのまま海へ投棄していた東京。埋め立てた土地で自慢げに開かれた五輪。そして今度はエキスポ。なんか、ズレてないか。輸入したロケットで殺戮ミサイルを飛ばし、自慢気に悦に入っている何処かの主領と変わらない。
畑の畝2本を合併して大きくし、作った半分と残っていた細畝端に20日葱の球根を植えた。葉を食する葱。12/07からで年末にどうなっているか。3-40センチ程掘り下げて耕したが土粒はまだまだ拳大。植える時に間が空いてスカスカなので腐葉土で埋め誤魔化した。ただ、雨で間が詰まり全体が萎んでいる。
南庭の土作り穴は肥料を入れて掻き混ぜ一旦閉じた。2本とも深さは40−50センチ程、人を葬る位の犯罪っぽい大きさ。これに土を盛って根菜を植えたい。
雨があった日は土いじりは、、泥との戦い、
長靴は鉄下駄如く巨大で重くなっている。身長も伸びたに違いない。
待っていたスチール棚が届く。組み立てリビングにpc、プリンタ、ステレオが置ける。未だ配置は出来ていないが明日はネット回線のNTT工事だ最早12月、、。
バナナ園は新たな葉を出せた木、出しかけで止まっている木、詰まった事を感じ取り、2重3重に葉を出そうとする木。様々なバナナ模様。木と木が近いと隣の木を邪魔するのは生存本能なのか。天の上から地上を眺めているようで面白い。実は奴隷級に使われているのはヒトなんだが。
南庭の土作りの横。バナナ何本かの横が陽当たりも良く、風抜けは抑えられる。 此処にネーブルオレンジ苗を植えた。穴状態に地面を掘り、肥料を入れて土をほぐす事数回。 ある程度のところで深さ50
センチ程。ネーブルを植え土と腐葉土を入れていく。 日は燦々と、風はバナナたち、シークワサーに阻まれる。 先ずは此処で育成してみる。 
他にも試してみたい野菜や果樹はたくさんある。畑の野菜もほぼ満杯。もっと畑を広げるか。この12月で日射と暑さ、雨も時折降る。庭をほぼ畑にしてもいい。身体がもつかどうかだけだ。野菜バナナ農園でいいんじゃない。
20日葱の横に人参を植え、過当競争中のゴーヤ横には古い大葉の種を植えた。先ずは見守り。
今日は久しく刺身屋が開けていた。マンビカー(シイラ)刺身。解体する時に内臓に細かな軽石が一杯入っていたそうだ。 久しぶりの酢飯刺身と味噌汁夕食。 
ご馳走様でした。やっぱり魚は美味い。
