今日、会社を辞めました。(個人忘備録日記です)

不摂生からの疾病 リハビリで価値観が転換 退職しました。

抑えきれない哀しみ。


旅行業界は疲弊している。 まず、移動を封じて疫病の対策は至極単純で誰でも理解出来る。人との接触も避けるべき時に視察や出張、行楽は封じて当たり前。そして旅行業界には他業種と同様に様々な業態があり取引先も疲弊している。 運送、宿泊等直接的な物ばかりで無く様々。どのような業界でも同様だ。需要の冷え込み、自粛は工夫と予測で対応している。想定外だがそればかり言っていられないので対応する。必死であり、需要の喚起が期待できないので明るい兆しは望めないが、其々の責任感でこなして処理して行く。 そんなギリギリの中で厄介なのは。 安易で熟考されていない需要喚起策。ルール設定が曖昧だからか告知も平等に行われていない。増して途中での開閉を想定外に行い、処理と苦情を生む。情報の公布が不出来だと情報格差を産み「得をした」「損をした」感情をも生む。


得する方法や表面的なノウハウがマスコミから流布され、施政者の満足感を擽ぐるが、これ自体出来損ないだ。 
些細な割引に公金を注ぎ込み、需要を掘り起こされて予定外の訪問を行う市民。「今、使わないと損」なのか? 我が国の勿体無い精神はそんな乞食じみた志では無い筈だ。
苦しい家計の中、一抹の贅沢は必要な事もあると思うが、今は、より安直に考えた施政が必要では無いか。 旅行業界は今までも戦争、テロ、災害、SARS MARSで数多くの想定外、緊急事態を経験して来た。 この不確かな時に必死でこなして取引先、世間に迷惑をかけない様、ギリギリでやっています。これ以上無駄に世間を惑わさないで下さい。皺寄せは全て現場が補わないとなりません。邪魔しないで欲しい。ましてそこに不確かなルールの解説まで。
「足を引っ張る」という言葉の具現化の見本です。


今はまだまだやるべき事が沢山あると思います。
医療受入体制、従事者不足の問題も春から何も解消、進捗していません。
学校、2021年に受験、卒業、就職を迎える人。一生の問題の渦中で何の指針もありません。
沢山の業界業種で縮小、切り捨てが行われ、失業保険手続が密です。何も対応は見受けられません。
規範となる過ごし方が出来ないのであれば、本業の政治で答えを出して下さい。立法府であり行政府らしく心意気を示して欲しい。 

今年に限らなければ東北の災害後の整備復旧も方向性すら決まってない事が山積み。将来のエネルギー施策も成行、既得権益の左右任せ。


国民は指針無き嘘や言い逃れの日常に疲弊しています。日々何とか工夫し、知恵と貯えを消費して凌いでいます。先行が読めず、不安なのは皆同じと思うがこそ我慢して何とか過ごしています。


キーワードを避けて言葉尻を誤魔化した発言をしても、一度客観視してみて下さい。恥ずかしくなる事はありませんか。
会食の制限も皆工夫し、時間や空間を分けて感染や人に不快を与えないようにしています。
注目を浴びる著名人でも、だからこそ工夫しています。「アレはOKなの?」「確かにねー」など感心させられる事もあります。
発令者ならば役者と党員を2間に分ける等、露見を考慮して工夫は出来なかったのでしょうか。
前任者が人の目を見て嘘を吐くのが平気なので麻痺したのでしょうか。


これら小さな配慮、工夫の無さ。 言葉での誤魔化し、開き直りに心底疲れます。
情け無くて哀しい。