今日、会社を辞めました。(個人忘備録日記です)

不摂生からの疾病 リハビリで価値観が転換 退職しました。

お風呂でファジーな現考(学)

最近、日中に入浴する事が多い。 朝の寒さと曇天を紛らわす為か、風呂に浸かり、暖を取り、のんびり風呂上がりの血行が良い柔軟な身体でストレッチをするのが気持ちいい。

浸かっている間は首、腕、脚の水洗いと、「アエイオイオア、、」顔面のストレッチも。

そんな忙しくも暇な時間は、思わず考えに耽ってしまう。

多忙なサラリーマンの頃は深夜の入浴か、朝暗いうちに頂く事が多かったお風呂。 風呂に浸かると冬でも通勤時に汗ばむので、朝風呂はあまり浸からず、身体を洗い起こす為の様で、入浴時に回した洗濯機が終わる前に上がる慌しい入浴だった。

仕事を辞め、身体のケアを中心とした今とは違って当たり前だが、ふと考えてしまう。 

自己達成感と満足の為に一生懸命働くのは素晴らしい事で、高揚、満足感、金銭的余裕を生むが、結果身体を壊すケースもある。

人間の思考はデジタルでは無くアナログ、頃合いを任意で定められる筈だが、残念ながら加減を取るのは難しい。

嫌いな様であった「いいかげん」「中途半端さ」「ファジーさ」も柔軟な思考の下で取り入れる必要があるようだ。 

退職して訪れる機会が増えた役所や公的機関。彼らの仕事にも歯がゆい思いを感じ無くなる自分を想像してみた。

部下や他人に対しても「隙無く一生懸命考え抜き、最善の行動をする事」を強いてきたのかも知れない。 気付くのが遅いが。

 

様々な要素要因を鑑みて自己を緩めて仕事が出来る事は素晴らしい能力だと悟った。

上がり際に風呂桶を洗い流し、充満していた湿気を薄く開けた窓から逃している瞬間、今の自己を愛おしく哀れむ感覚になる。20代の頃に思い描いていた50代って、どうだったかな。

いや、良くも悪くもそんな事 、思い描いてすらいなかった。

生きているだけで、丸儲けかな? 

昼間から素っ裸で風呂桶を洗い、汗ばんでいる自分等、想像もしていない。


f:id:info-tino:20190201044432j:image