風は底力強いが絶えず吹く段では無い、ブローが時折。まだ明るい空。
夜半何度か雨は通った。通り過ぎて行く雨。それでも、6:40を回っても何か薄暗い空。風雨に停電が重なると嫌だな。今日の勤務中、帰宅頃迄は現況と大きく変わらない予報。本番は明日へずれ込んだ。まだ転がる植木鉢は少ない。
朝の支度を終え、炊飯器で帰宅時の炊き上がりに合わせて米を炊いて置く。お茶も余分に焚き、そのまま冷まして置く。
出勤時に予感はあったが朝の業務をこなし、戸締りのブロック置きなどで補強して午前で仕事は終えた。 帰路、道なりの農場は対策を取る家、そのまま任せる家、様々だが商店はことごとくシャッターを下ろしていた。町が、いや島が台風の通過を何とかやり過ごそうと首をすくめる。家はどうだろう、インスタント、レトルト、缶詰は幾つかあるか。何とかなるだろう。
道路は高架になっている所だけ突風が怖かったが軽トラは何とか走り、帰宅。やはり商店はシャッター通り。人影も走る車も無く、風だけが抜ける西部劇の廃墟タウン如き。 家で弁当を食す、味噌汁を添え、デザートにマンゴー。 時折のblowだが、一階屋根上に寝かせて置いてあった2階壁掃除用の梯子がズレて雨樋に落ちかけた。長さ2m厚さ10センチ程の平らな梯子が風で押されてズレ落ちた。余程強い風か。修理して回った雨樋が傷むので屋根から梯子を下ろし、地面に据えた。これが遅れたら大変だったと後で痛感。徐々に風が底強くなり木々を揺らす力が増した。木々を揺すってある点で抜けるのが普通だが風が続きだした。押して押してまだ押して来る。木が負けるのを待っているのか。
並の強風では無いなと思った矢先、雨も来た。横殴りだが風が強すぎるのか、雨粒が負けている。ただ風が木々を揺らす音だけでも大きいが、それに雨が打ちつける音が混じった。嵐だ。
このまま台風が来ればマンゴーは全滅か、炭素病か黒くなったマンゴーも剥いて頂く。
これ迄は良かったが。