朝の露が結構な量で下草、植木を濡らしていた。庭のデスク上も水滴がつく。薄雲曇天微風だが直ぐ乾きそうでもある。
いつの間にか前線を伴った低気圧は太平洋を東進し遠のく。大陸高気圧は日本海を越えた北海道低気圧も更に東海へ押し出す。南海は平穏だが中国南部に低気圧の卵が潜んでいそうで不気味。今夜から雨の予報。
昼は煮物具を刻みバジルと再煮込みして具沢山カレーうどんに。御飯と共に。少し動いただけで空腹感が出たので満たすカレーと炭水化物。梅田勤務時は震災前後三十路前後はうどん蕎麦+丼物の定食ランチも良く食した。麺類、安価な天丼も多かった駅前ビル。うどんは揚げ乾麺即席。炭水化物脂質塗れなので、足す具は野菜椎茸で充分。
月桂樹の脇芽、山茶花の蕾も膨らむ11月。
2022年も師走間近で太平洋西部は地震が相次ぐ。ジャワ島、ソロモンと続くM6-7クラス、日本沿岸も海底火山系地震と南西諸島も群発が多かった今年。何かの余震なのか歪みなのか。情勢不安、疫病とリンクなのか時系列は長い歴史上一瞬に過ぎない21世紀の四半期に起こった出来事に過ぎない。間も無く30年経つ阪神淡路震災。当時住んでいた北摂も有馬高槻断層帯の東西と上町断層がT字で交わる近くだったが予兆予感は無かった。稀に遠方で地震があっても「いつも大した事は無い」と根拠無く信じていた。その慢心下に楔のように起こった震災。
東北は僅か11年前。まだ記憶に新しい。阪神から東北迄大よそ20年。記憶が新しいうちに起こった地域と被害の種が異なるが故の慢心。災害とはその隙を突いて来る。無用心では無いが、そこまでの事は起こらない方に賭けてしまう。常に心配して予防すべき防災と性善説の乖離矛盾を消すには防災に徹した独立的役目が必要だろう。そう思ってか設けられた役職も省庁を特命措置でしか持たず、兼務兼任が相次ぎ、それも短命ですげ替える。本腰を入れないのは内閣そのものだろう。その空気は役人、民間にも影響する。儲けも票も着いて来ない閑職と表す奴等の事を選んだのは国民自身。いいように喰い散らかされて消費増税は消えて社会保険補償は悪化が止まらず北朝鮮や南海を騒がす中国に迄税金は流れ、和歌山はパンダだらけ。因果応報か。昼過ぎには雨が降り出した。足元が柔らかいうちに東畑跡を整地したかったが止めた。
晴耕雨読。長雨模様の静かな雨。
雨で室内掃除位しかしていない。夕餉は煮直した煮物の手羽元もトロトロになって来たので煮物。主菜は刺身+酢モーウィ。胡椒のように混じっている粒はオクラ種。定食としては盛り過ぎた。
時折小降りになるが続く雨。二十日大根は種が流れ偏りながら発芽して来ている。島大葉は花、種を残そうと多く残した花がいけなかったのか中々発芽葉を伸ばさない。横のバジルが旺盛過ぎるのか、少し傍観。雨は又降り出した。