出立日。 LCC搭乗の朝は早い。昨日迄のいい天気が一転夜半から土砂降り。傘をさしずぶ濡れの下半身は捨て置いて荷を持って駅まで3分。この悪天候でも意外と多い通勤通学客を避けて各停で空港へ。朝早い通勤通学は都心ターミナルで更に乗り換えるのだろう。京都線の特急を思い出した。一度乗った事があるが悲惨だった。二度目は無かった。可哀想でもあり、もう一本早く出てすいている列車を選ばない理由を訊いてみたい。
各停に座って服を拭きながら乗り換え駅へ。同じホームの隣の列車の乗り換えて空港へ2駅。乗客は旅客と通勤客に。空港駅ではいつもUターンが多い通路にスーツケースを引く旅客で大回りになる。基本設計が残念。旅客の通行動線が描けてい無い。空港では未だチェックインが始まっておらず、先ずはカードラウンジでコーヒーを頂く。ラウンジは稼働中店舗が少ないからか満員。pc席に空きを見つけて着席。デスクがあって膝丈のテーブル席よりこの方が好きだ。足下とデスク下にに鞄も複数置け、目の前にコンセント。直ぐ後ろのコピー機トナーが気になるが未だ稼働しているのは見ていない。昔はあったオニギリは柿の種しか残っていないか時節柄置いていないか、なかったが時間を潰しにWebを除き予約確認をして行程をなぞって復習。少し早目にチェックインへ向かう。お土産は最小限、未だ那覇で移動もある。
関西空港は第二ターミナル迄バス移動。移動時間待ち時間も考慮が必要。空いておりスムーズに乗車、移動。機械チェックイン後の委託バゲージ有りと無しがいつもながら分かりにくい。
二度行き直した。委託を預けてもう一列に並び直す。長い整列用に離れた入り口だが入り口で大勢がスーツケースを開けて詰め直しをしておりその為に渋滞。機内持込7キロ制限がネックなのか? 詰め直しを避けて通り越して無事搭乗セキュリティ検査。鞄を開けて確認を受けて通過。何故かポケットで出し忘れた小銭入れはスルー。 搭乗ゲート迄長い徒歩。途中の空いていそうなトイレに寄り2時間フライトに控える。端の端、LCCらしい慎ましい搭乗ゲートへ。付近の売店で機内用ガム、ニュース誌購入。後は待つだけ。ゲート近くの椅子で搭乗に備え、買った雑誌、ガムとイヤホンを同じ袋に入れ、後は頭上に押し込めるようチャックを確認。足を乗せて搭乗アナウンスを待つ。
往路よりは少ないが旅客が徐々に集まり出した。少し騒がしいのでイヤホンでタイムフリーラジオを聴き過ごす。聴いて笑い出さないように気をつけた頃、順に搭乗が始まった。いつも選ぶ10列目迄位の通路側なので搭乗は最後の方が多い。何かあっても焦らなくて済み、降機は早い。預け手荷物無しが多いのでこれが定番。
ほぼ6割の乗客で座席は往路と違い隣に当日指定して来るフリー客も無くスムーズに搭乗。
雨は小降りになり、既に脚元は乾燥していた。一番悪い時刻に歩いたな。機内では着座直ぐに機内モードにしてベルトを締め、久々に好きな音楽を聴き寝入った。鬱ら鬱ら程度だが緊張を解きリラックスして過ごした。那覇で少し歩くので荷物受け取り後の行動を色々考え、雑誌文庫本は殆ど読まず過ごした。其れでも持っていたい物だ。
那覇到着。手荷物を長く待って無事ユイレールへ。目的駅迄300円、1日フリー切符が800円。3回以上の乗車ならお得。一瞬躊躇するが止めてJRパスで普通に乗車。荷が重いので先ずはホテルで預けるために向かいスーツケース、手荷物を預け、折り畳みショルダーバッグだけ持って買い物に。買うものは種類、園芸日曜大工用品。向かいながら先ず腹ごしらえで久々の外食。アグー豚のトンカツを頂目星を付けていた店へ。2店舗想定していたが1店舗目と途中で覗いた食品スーパーで満腹。ホテルもチェックイン時刻を回ったので向かい、先ずは荷を下ろし入浴。昼間の貸切入浴で充分疲れを癒す。
明日の船移動に備えて荷物を詰め替え。天候が怪しいが回復を祈り泊まり散策散歩。前に寄った刺身屋が閉店中なのか見当たらず、食品スーパーでお土産を幾つかと夕餉と地元発泡酒のビター風味を買い、ナイターに備える。サラッともう一度風呂で汗を流し敗戰と明日の天候を憂い早目に寝む。