目覚めは肌寒い。それが気持ちいい朝。
ランニングシャツ、短パン。この姿で何月まで過ごせるか。部屋着。専らユニクロでタンクトップが売り終わらない内に購入しておいた。5千円以上で島でも送料無料が微妙に嬉しい。買いに出掛けたら往復で5千円は超える。丸首のTシャツ。下着。靴下。値下げ品から色で贅沢しないと「売れない色」で揃ってしまう。いいんじゃない。部屋着下着だ。
靴下は同じ色を何足か纏めたい。どうしても片方だけ傷む物が出るのがあまり看過出来無い。島では赤土の威力に侵されると直ぐにダメになる。泥の力。昔は片方だけ傷んだ靴下が沢山あった。今も売り場ではセット売りは色違いが主流。合点がいって無い。結局単価での割引き額を計算してバラ売り纏め買いに。「そう変わらない。」先入観って怖いもんだ。
ユニクロでは「まとめ買い」の割引きがあり、対象商品であれば同色でも組み合わせでも一纏めで商品を複数購入すると若干の割引きの制度がある。1番やん。
作業は倉庫裏から、地道に石をどかせ、蔦草、根を鋸で切り、落ち葉を穿き集める。缶、のぼり竿、ゴミ屑を分けていく。 竹箒で削るように泥を除け、化石のようにプラスチックのガーデンチェアを掘り出し、その下にまだ埋まっている電化製品は正に化石で木の根とほぼ同化、取り込まれていた。長い時が作る芸術みたいなゴミ屑投棄だ。
ある程度で上の高木のカットに進み、倉庫裏を明るくする事にした。雑木とコニファーを蔦草が木化しながら一体化させるカオス。摩訶不思議な景観だがここは切断。廃棄の為細分化。
一昨年から廃棄ばかりしている。
疲れた時はバナナで復活。島バナナは皮が薄く、追熟中に吊るしているとすぐ千切れ落ちる。そんな熟し切ったバナナは糖度が増し美味しい。口を変える時はドラゴンフルーツのシークワサーかけ。赤も白も半冷凍フローズンで。
復活したら雨戸の錆部分を落とした跡を木工で固め、復活させる。最後にペイント予定だがマスキングで素材破壊やペイント染みのトラウマが襲う。古物の修繕って難しい。
庭の入り口に小さな階段があり、手摺が単管パイプで作ってあるがジョイント金具が錆びつき、レンチで回そうにも舐めて固着が取れ無い。シリコンをスプレーして叩いてみるがダメ。あー何だか。
今度グラインダーで切って新設と交換しよう。
今日も終業。
