朝、現場で借家人とすれ違う。3ヶ月の猶予を約定通り設け、補修の為退去と話したのが7/05。以降挨拶が無くなった。 人の心根とは虚なもの。利己的な遺伝子は万人が所有する。 前所有者の不幸な倒産、売却を経て都合良く安価で住み続けた賃貸。残念だが仕方無い。 意図的かどうかは知らないが直前の持主から齟齬の幾つかは確認済。聞き及んでくれたらいいが。 前所有者の管理が出来て居らず甘い汁を吸ったのだから一夜の夢だったと諦めが必要。直ぐと話していたが中々庭の片付けが始まらない。焦らず自分の作業に没頭しよう。
玄関先を水とデッキブラシでサラッと洗い、玄関外装の柱に郵便受けの取り付け位置をあれこれ考える。邪魔になる呼び鈴インターホンを検めるが表蓋を取り外す下部一本のビスが朽ちており、外れない。上部は外れたので力技で内部を覗き見ると錆だらけで朽ちている。結線は壁内部へ繋がっている。
ふと、思い当たらずキッチン、リビング。アンテナ端子、電話端子などを調べるがインターホンの室内側は端子、結線跡すら見当たらない。どこに繋がっているのか。。
インターホンは外す事とし、周囲の壁外装もよく見るとかなり傷んでいる。青い苔跡、白くても表層は擦るとポロポロ来そうだ。洗い、シーリング、塗装で充分だろう。目星を着けてとりあえず郵便受けを取り付ける。インパクトドライバは無いのでハンマーと捨てビスで打ち込み穴を開け、ポスト付属のビスを回し込み、ポストをつけた。ビス穴へのシーリングは固定時次回に。壁の予想以上のボロさに少し驚き。策を練らないと。屋根を塗った後で外装剥ぎと塗装か。10月以降だな。
玄関先タイルとコンクリート通路は深い苔汚れで、此処は高圧洗浄機か、内装タイル箇所や外装外壁も
(塗りがポロポロ禿げそう)必要か。以前よりチェックしていた日立の機器を確かめ、使用歴のある人の意見を聞いてから決断しよう。
よって玄関先ポーチは汚れ、扉を開けた錆カスのみ穿き洗い、一旦終える。郵便受けは付けた。
雨戸の洗浄していた白錆箇所を検め、先のプランを考える。 中の錆腐食部材をワイヤーブラシで刮げ落とし、躯体骨組みまで腐食が至った場合は木材で加工、充填はエポキシパテかウレタンを用い、表層はアルミ薄板、FRPで固め、削り塗れるようにしておく。滑らせる部分はアルミ丸頭ビス等で簡易にしておく。 最近はwebで部材の有無が確認出来るからいい。こんな物が存在するか有無だけだが。購入は慎重に。
風呂場の水栓金具の確認の為、床面、金具部分を洗う。 床はタイル張りなので粉クレンザー(関西仕入)とデッキブラシ。懐かしい。寮の風呂、洗面所は船のデッキよろしくモップ力技勝負だった。 暑くなる前、朝のうちに挑んだが汗みどろ。運動か。
混合水栓は交換に苦労し、遠方のホームセンター迄買いに歩いた形状と同じだ。取り外したモノが岬に置いてある。帰宅の言い訳にはなるな。経費だ。鉄分を含む水道水(鉄管パイプの為)なのでサーモスタット付き水栓で故障を呼ぶかどうか、シンプルな方がいい。一考の余地あり。
止水弁の利きを確認し、1度目の床面タイルは流した。
横壁と周囲。排水溝部材のサイズ、代替え品探しを残す。 洗面所には洗濯機用蛇口はあるが洗濯パン、排水口が無い。 洗面台の排水パイプ加工で作れるか? シンプルなのは横の風呂場に流す事。
最近は横向き排水路のある洗濯パンもある。そもそも2層式洗濯機であれば、排水パイプを垂らすだけ。設計上も出し入れが当たり前だった排水パイプ。引っ掛ける爪がありがたかった、1970年頃設計の家らしいな。 なんでも一見便利にしても洗濯機の給排水パイプ、ジョイントの不具合は多く聞く。便利なようで、、。
午後、キッチン網戸もアルミ網に変更して再張り替え。風呂場の塩素系ブリーチで洗った後1時間程放置したので流し、排水口を検める。排水溝には表面の格子蓋、その下の網模様の金属皿は其々洗い磨いたが、その下のトラップ部分がよくわからない。 錆びた金属片は幾つか拾ってあるが鉄屑だらけ。構造が読めない。 浴室トラップは幾つかのタイプに別れるがいずれの型か、朽ちた鉄屑は鋳物の釣鐘残骸なのか。 如何に取り外して更新出来るか。
先ずは周囲を含めて鉄屑をブラシで取り、洗い流して内寸を測って形状を読みたい。その上で吊り下げトラップなどで埋める事が出来るか。 古い構造は難しいね。
作業をしているとそれ程動いていなくても汗ダクになる。暑さを感じ取れないと危ないので少し歩き廻り、網戸を見遣り、休憩を挟みながら。やっぱり午後は暑い。まぁ、ビニールハウスよりは快適。
トラップ痕跡穴にサンポールを流し掛け、何度か洗い清めたトイレの漏水に取り掛かったが17時の放送が流れ出したので手仕舞とした。 足りないものがある。やり終え感。達成感。掴めるのは今後の課題とやる事。 あー刺身食べよう。
夕餉はカジキ刺身と島ラッキョポン酢漬け(1時間だけ)、シークワサー焼酎からお茶へ。