秋口に差し掛かった運動会前の気候の昨今。紅葉が少ないのはいい面もある。落ち葉掃除、冬支度が必要無い。
伏し重なりし稲穂が無い久米島。秋の感覚が収穫や感謝祭には結び付かない。台風襲来が週に一度から2週、3週と疎になり、月に一度来るか否か。ハブや蜂が活動的で無くなる時期。日射を含め敵が減る。稲作が放棄された農家は米に浪漫を抱きながら収益化の重石の下、今日も砂糖黍に明け暮れる。日本の農業施策に翻弄され、多くの地方と同様に伝統的地場農産物を失い。補助金塗れで先細る仕組みに組み込まれている。施策的買取。この先に何があるのだろう。電話債権、発電買取？ 忘れてはいない。
今日は仮住まいの有害危険ゴミの日。使用済殺虫剤スプレー缶を纏めて出して現場へ。8時、既に作業中。曇天下で気温の上昇カーブも緩やか。挿木に水遣りと庭のチェック。そろそろ草刈りと枝集めも必要。ブルーシートを一掃したスケルトン庭は風通しも良く、虫が減ってくれそう。猫の形跡も無かった。南東の境のペイントの錆浮を確認し、残る場所の多さに戸惑う。徐々に錆削り、塗装下準備を開始する。何処まで落とすか。完了までの作業量は、取り替えた方が、、考えながら進める。
凸凹の畑もそろそろ耕し、土作りの頃合い。東棟の整備、掃除もまだ。今週末にはこちらも雑排水が流せるので清掃を再開しよう。
昨日はとうとう仮住まいで給湯シャワーを使った。水がいつまでもお湯に変わらず、秋を感じ給湯の蛇口を開いた10月中旬。覚えておこう。
現場は雑排水路の埋め戻しが始まってはいるがまだ雨水の旧式土管から塩ビパイプへ付け替えた先が完成していない。人夫は急ピッチで作業中。邪魔にならないように南東部境界のフェンスの補修、塗装現場へ。庭は風通しが良過ぎるか、大丈夫。この方が気持ちいい。山の畑も一部防風林を蓄えているが殆どは吹きっさらしだ。農作物が元気で有ればいい。うちのの庭は。フェンスの補修前下準備の錆落とし、直径50ミリのパイプをワイヤーブラシ、ペーパーでひたすら削る。いいトレーニング。木の枝の下になるので蚊が襲う。避ける為に長袖を着込んでひたすら削り磨く。キッチンシンクの扉表、木口テープ施工も結局は下処理。少しでも出っ張った何かがあったまま表を貼ると全て台無し。ニス塗りも下に塗装跡が残っていると何倍もの後処理が待っていた。下処理をせずに試し塗りした塗装もそれ程錆は浮いていないが、船の塗装は錆との戦いで、濃い塗料を塗り重ねても下から剥がれる塗装跡を何度も見てきた。同じツテは踏まないように。疲れたらシンク扉のモロモロラワンの角をパテ埋め固め作業。完全に乾いてから削らないとパテ、ラワンもろともモロモロ崩れる。根気と粘り作業。
ペンキ下処理、シンク扉、雨戸とローテーションしながら気付くとお昼時。今日はバナナと納豆ご飯だ。朝はスープだったので炭水化物が欲しい暑くも無い日差しが珍しい中、歩いて帰宅。昼食と洗濯干しを終え、郵便局に寄って現場へ。着くタイミングで雨。結構本格的な雨。日中途中から雨は久しぶり。ペンキ塗りは控え、他の作業を進める。工事人夫さんも小休止。だが、中々止みそうに無い。空も雨の空。
西棟の室内も最初に掃除したが作業でそちこちに汚れが着いた。アルカリとタワシ、雑巾で掃除にかかる。床に落ちたニスやペイント跡はスクレイパーで刮げて雑巾。いつの間にか埃も付いている。キッチンはパテ、削り、刷毛洗いをするのであちこち汚れている。順に掃除して行く。メンテナンス道具、資材を置く棚をキッチンに置いたので必然的にキッチンが中心になる。何処かへ移そうか。
雨足は少し落ち着いたが中々止まず。小降りでシトシト、雨が長くなりそうだ。雲も厚く重い。フェンスの塗装箇所を片付けながら目視確認。施工はまだ切欠程度。先は長い。
このパイプが直径50ミリ。単管パイプの標準と同じサイズって事は、既存のさまざまなジョイントが安価で売られているって事。板の取付や縦横の交差ジョイントも安価だ。風が通って猫が通れない柵も既製品を組み合わせれば(島では取り寄せだが)使えるかもしれない。それにはこの支柱がしっかりしていないと。ビスも錆錆なので徐々に交換していこう。夕刻となったので明日の燃えない有害危険ゴミを門前に出しておいた。割れた消火器、様々な鉄器、割れてガラス食器など。道路から覗くと倉庫裏も大分雑木が減って投棄ゴミまで見通せる。隠していたんだ。近所の人は概ね気付いていたけど。
南側に接した里道側は雑草が消え外からバナナとドラゴンフルーツが良く見える。また実がポツポツ出来ている。この雨で美味しくなれ！
