雨の週末。 重く曇り空から時折降り出す雨。南国の梅雨らしい。東南アジアと似たような空気の重さ。少し懐かしい。インドネシア、モーリシャスと自分としては長く過ごした場所は何処も似たような雰囲気を持つ。
好みなのか。暑いのは身体にこたえる。かといって寒さの震えるのは体力を奪い嫌いだ。寒冷地で体温上昇にエネルギーを使い続けるといい運動になる気がする。暑く汗ばむのといづれが正解か。好みは暑く日陰では爽やかな風が抜ける土地。
現実のこの島の梅雨時はジメジメとし、鬱蒼としたグリーンの根源をなす様々な動植物が蠢く世界。カビも旺盛にはえる。想像では創世記からジュラ紀辺りの哺乳類誕生のバックボーンとなった時代。雨が止んで風が抜けると一時の爽やかさに次いでムッとした湿気が覆う。動植物誕生の時。
過去の妄想的思想から覚ますと、現時点での違いは生活基盤。当時は基盤所得を僅か使いながら楽しみ、バックボーンで貯蓄しながら暮らしていた。今はその蓄えを使う一方。精神的に少し違う。これは想定外。 たったこれだけの違いが結構なプレッシャーを生む。 思えばアクションを起こす時、想定を何種か考え、ベストな選択を試みているが、、結果のベストとはどんな物か。 想像を絶するコスト、想定する収益、販売の欠損。重大な事故被害。人為的であれ天災的であれ心配している己に少し疲れる。2021年、様々な計画が壊れて行く。業界、商い、オリンピック。 暗い方向性しか目にしない。無意識のネガティブ思考が出ているのか。
楽天的でありたい。意図してもそう願うが。現実に引き戻される日々。悩みの中年期。
