夜通し降らなかった雨が降り出した朝。薄暗い朝凪だが雲の移動は早いのか、直ぐに止んだ。
南海の台風は緩やかに北上接近。そのまま進めばいいが西進したら危ない。華南梅雨前線は日本列島上を覆い、総じて雨季。降り止んだのか流れたのか一雨だけで過ぎた雨。いつもの出勤時刻ものんびり過ごす土曜日。 黄色いハイビスカスは赤と並びで西フェンス極か。風にも強いので迷うが地植えして大きくなれる場所へ植える。 南西角のバナナは台風で葉が折れてしまい、カットして新葉を待つがまだ生えて来ない。株元はしつこい蔦草の根があるので余り肥料もやれない。じっくり待つのみ。
またもや失せ物、無くし物が増えた。大抵最初に思い至った場所近くや一手間かけた引き出し中、物陰から出てくる。 来訪や突然の何かに失念が連れ立って起こる。あーあ。
研究所で試飼育産卵誘発した車海老を少し頂いたので塩焼きしようと串を買いに街まで歩き、竹串は焼鳥サイズで僅か短く、金属串を購入(3本/300円程)見当たらない鋏も買ってゆるりと戻るとキッチン引出しから鋏が出現。探していたキーホルダーも最初の鞄からポロッと現れ。何度もよく見たつもりで結果は節穴だった。注意力散漫か。情けなくも懸念解消で一安心して海老を焼く。 道すがら当屋の庭の外側にドラゴンフルーツの蕾を発見。
良い事の連鎖も「想い次第」。懸念があっては気付かないだけ。懸念に縛られがちの自身を反省。一時流行った鈍感力強化を目指そう、としておこう。
車海老に塩を振り串打って網焼。塩容器は概ね13cm、海老身丈とほぼ同じ。海老の焼ける香りは古くは新宿歌舞伎町の名物でもあった。18〜9の頃のバイトの思い出の香りは久々だった。美味しく頂きました。
海老は焼くと美味い。シンプル。海老頭もほぼ食べ尽くしたが頭はスープ出汁にしたい程濃厚。まだ昼間の土曜日。 追い鮪頭、昨夜の残り。
雨は中々降らないまま夕刻。雨雲は僅か北方を東へ通過する。湿気だけが島を覆う。たまらず庭に水遣り。成長途上のバナナ、シークワサー、カーブチーが水を欲している。残りのとうもろこしは元気が無い。理由はわからない。湿気は余るが、降った雨は僅かな日が続いたからか。トマトの実成りも少ない、そもそも花が減って来た。肥料と水で様子見。
肥える途上のシークワサーを肴に晩飯。大根ゴーヤモーウィの味噌汁は一晩の命だが美味い。ご飯が傷みかけだ。途中から味噌汁掛けご飯で頂く。
ご馳走様でした。