餃子
大阪梅田勤務だった頃、帰宅途中で良く見掛けた「餃子が売り」の中華屋さん。「○曜日は餃子デー」の張り紙に誘われて買い帰った生餃子。確か普段は2百円少しが180円程の微々たる割引だが、大阪魂を揺さぶられ白いビニール袋で持ち帰り、偏り気味の餃子を解して焼いて頂いた餃子。 勿論、店でビールと共に頂いた事もあったが、いつも帰宅が遅い為、数も少なく記憶にも余り残っていない。 少し芳しい袋を下げて電車で帰宅する情景の方が印象深い。デパートが多かった梅田。21時頃の帰宅時は買い物帰りと駅中店の持ち帰りで様々な香りが混沌
としていた。23時以降は酔客の酒臭さと混沌とした雑踏感。いずれもカオスか。
そんな焼餃子を皮とミンチを購入して初めて作った。原因は庭の韮もシーズンオフが近づき、片付けたかったから。 お好み焼にして何度か頂き、刻み置き数日で熟してきたのか今までより美味しく頂けた韮に敬意を表して、、餃子にしてみた。 花と支える硬い枝を除き、洗い大きめに刻んだタッパーが餃子を呼ぶ香りだった。
餃子の皮中厚28枚118円。合挽き(しか無かった)ミンチ200グラム弱195円。(税別) 庭の韮。在庫キャベツ約1/8個(概算25円)を混ぜて包み、半分を焼いて頂いた。残りはストック。 皮が想定より肉厚で包み絞り止め作業も記憶より簡単だった。焼加減も心配した程引っ付いたりせず。買った物より簡単で 美味しい。
皮も餅粉入りや否と何種類か有り、皆自分で作っているんだと少し納得。安いし、美味しい。
皮が肉厚の為か、腹も満たす。
韮も畑に欲しいな。自分用。
島では頂かなかった。そういえば中華屋も少ない。看板だけ中華の定食屋が一軒思い浮かぶがそもそも外食しないため、会食で一度訪れただけだ。
島の飲食店は生徒のバイトも多く、寛げ無い。(気が抜けない)。
久しく関西らしい韮の風味で何故か栗が食べたくなった、今年は栗を食す機会が無く冬を迎えた。
2020年も暮れる。
