雲が広がる明け方。早朝の澄んだ空気はやや乾いて冷えている朝。
天気予報では晴れが多い今日だが朝は曇って明けた。風は落ちていた。朝は長袖トレーナーで丁度良く、半袖では少し冷える日射前。南シークワサーは蕾が蔓延して花を着け、マンゴーの花芽もまだ無事。これから着花結実へ素直に向かえるかどうか。カーブチーの蕾は徐々に増え出したので緩い堆肥を追肥しておいた。西駐車場横シークワサーは新枝葉は伸ばすが中々蕾、花は出来ない。日射時間帯の差だろうか。まだ幼い木が徐々に枝を伸ばしたこの木は昨年一瞬花を着けたが生憎の長雨で花も落ち結実しなかった木。リベンジ？今年こそだ。乾いた朝には出汁取りの香りが似合う。出汁素パックと干し椎茸で乾麺うどん。ほうれん草月見。
家の北東倉庫前のバナナ株は結実し出したのは秋口頃。長い時をかけて朝日で徐々に実を太らせて来たが根本が細い株。徐々に色付き出した途端鳥に狙われて出した。根に近い上部の株から色付き出すが下の実は未だ成長途中。そのアンバランスさから木成りのまま置いて見ていたが、食害になり出したので癖着け無い為にも実を切り落として収穫した。青い実はまだ着けて置きたい所だが致し方ない。即カットして洗い干し箱詰め。金曜午前中に発送。モンキーサイズだが希少価値でカバーできるか？
マンゴーの花芽は一段と色づいて来た。雨は止まったが気温が上がらず晴天も無い。
虫も飛んではいるが少ない。今、いて欲しい蠅、蜂、蝶々。普段は邪魔で駆除するが、勝手なものだ。
種の発芽で困る事がある。トレイや何か器で水分を与えて発芽を待つが、発芽して来た所で根、芽を出させ種用トレイに移す時。手先の器用さが求められる。料理、包丁をも諦めた手先の動きが心許無い。細かい作業故にピンセットも使うが右手の作業がどうも上手くいかない。左手の方が早い時もある。文字を書き、楽器を奏で、少しでも戻るシナプスが飛ばないか願う所だが、現実は中々上手く行かない。気長に気にしないように努めているが、時折現実を突きつけられる。元々箸使いは癖があったが脳で変換して意識して持ち直して使い出し、後は惰性で行けるが、常に意識して熟して来た。それが意識しても中々上手く行かない。壊れた回路をトレーニングして行くしか無い。飛べ、シナプス。
久留米つつじはコニファーに色が負けながら花を広げる。
南東シークワサーの蕾、花は一気に増え、南に植えたトウモロコシはまだ根を張る途中で変化は無い。今は水を良くやって成長を待つ。
夕闇は見たく無いものを隠し、綺麗な空だけ魅せる。
痴呆のメカニズムで現実の苦悩を忘れる脳の仕組みも自衛手段が嵩じ、そうなっているのだろう。
夕食は刺身定食とマンゴーの着果補助のアラ残りもの焼。つらの表裏を穿り吸い食す。
ご馳走様でした。
