吹き続けた風は次第に落ち着き朝を迎えた。風干し洗濯物と喉が渇くやや冷えた朝。ひとしきり水遣り、今朝はバナナ、マンゴー花芽、シークワサー開花のチェックを兼ねて渇いた感覚を潤す。
マンゴー花芽は何とか凌いでいた。唯、葉芽の枝葉から花芽が出ていたり、複雑な成り立ちをしており、事前のコントロールは難しい。つい自然に残す安全策を取るだろう。花芽が多過ぎるのも堪えられない負担となり、小さな果実の木となるだろう。
天候は北風を少し残しつつ曇天16-17℃予測。大陸高気圧は北寄り上海のまま、カムチャツカ低気圧前線もやや離れるが東北沖合で残る。現況気圧は1030弱。南西諸島が気圧の縁、狭間となっており、見えない前線はやや東へ遠のいた感じ。まだ海は大きくうねりが残っている。
着ている物は長袖厚手のフリースに素足。冷たさは減ったがやや寒い。
東畑は風が抜けてブロッコリーが煽られるが上向けの葉は生き延びている。隅のトマト苗はバナナの間で順調に枝葉を伸ばす時期。
北端のブロッコリーのみ虫喰いが多い。何かあるのか。玉葱は日射が戻らないとクタッとしている。今のうちに水を吸っておいてほしい。
南畑は遅い芽出し、成長が雑草に追いつかれそうだ。昨日追肥しておいたので暫く様子見。
昼前、水遣り後だがにわか雨。5分程風も伴った雨。木質化した大バジルの枝が折れ倒れた。分岐してそこそこ葉をつけたバジルも倒れた後に無理して立て結えると大抵折れる。なすがままがいいのか。但、地に這うと大きな毛虫も集っていた。危ない危ない。 育て方、管理は難しい、まだまだ迷いがある。
風が吹く前に何度か蝶々も飛んでおり、それを狙った蜘蛛も少し出て来た。春の兆しか。そのうち夕暮れ時に鳴く虫も増えるだろう。 バナナ枯葉を纏めていると奇妙な雑草の花?種も立ち上がっていた。全身種の茎か?
まぁドラゴンフルーツも充分不思議な果実だ。イタリアの窓飾りというか雨戸を開けた時の留め具の細工。この遊び心は悠久の時間があってなせるのだろう。欧州は衰退期に入って長い。日本も衰退期だが、心の準備が出来ていない。1日経って香りが落ち、苦味が勝つコーヒーを常温で頂きながら思う。充分衰退期か。
寒気がする日はおでん。出汁をとって具材と合わせ煮るだけ。鰹干し椎茸鶏手羽元で根菜蒟蒻ジャガイモ卵シンプル。
ご馳走様でした。