昨夜の月食時、夜早い時刻は見事に雲に覆われ、星影すら望めない空だった。深夜に満月近い明るさが雲間から覗いたが薄雲は纏っていた。大きな赤い月の月食はいつだったか前に岬で遭遇した。少し驚く程月食がエグかった。古代の人は明るい満月の夜の出来事をどう見たのか。月が絵に描いたように球状に見て取れるのは先入観のせいか、想いを馳せ、想像した夜だった。
(岬での部分月食 過去)
今朝も山茶花、挿木、植木も変わりない。山茶花がやや膨らんだか。月桂樹は変わり無い。
バナナの退避苗も何とか生きている。植え替えないと。
南海に低気圧の影は無い。大陸高気圧がまだ東進して来る、更に西側に次の低気圧が潜んでいるだろう。現況日本周囲はオホーツクのみ低気圧が居座っている。そういえばタイ、マレー半島の雨季は例年6-10月。熱帯モンスーンの雨、波、荒天が続き、海の透明度は落ちるが波は立つ。11月には乾季に入る。長年説明して来た事。当初はサーファー、波乗りメーカー関係が多くダイバーも増えてきて客層が変わって研究者、火山学者が増えて行った。時代と職域の変遷だろう。但し11月頃から5月迄は乾季は変わらない。儚げに思い出した。マレーの雨季は東海岸ビーチ自体も荒れ、当然透明度も落ちる。逆に宿は安価で取れやすくなる。荒天を狙うサーファーもいた。2月のシンガポールのように如何ようにも売り難い訳では無い。この肌感覚を思い出した。
変な雲が覆う夕焼。雲が多重で重い。 月蝕写真はTwitterから拝借
夕食は鮪刺身定食。煮物残りに干し椎茸戻しと出汁(松茸お吸い物)を足して炊き込み風。味噌汁も付いた完品。空を狙いすぎて露出がおかしいが満腹。
月蝕、天王星蝕を見たつもりで、upされた「いい写真」でも眺めておこう。