新居と仮住まいの2重生活中に生活用品を色々揃える。
細々買い物をするのは楽しいもの、だが家、車、家電、家具、一気に出費が重なり、収入とのunbalance感覚はunbelievable!初めてなくらい赤字だ。其れらの為の今迄の貯蓄。 分かってはいるが摂生が長過ぎたのか、浮かれた気分では無い。
人間 いや 自分って身勝手だ。
冷蔵庫、ガステーブルはそれなりの物をセール品から選び、洗濯機は屋外設置なので消耗品と捉え、セール目玉を不満足承知で選択。
ついつい良い物への移り気を抑えた。
ステレオはヘッドホンとスマホ充電機があれば良い。Bluetoothスピーカーもそう判断して岬の家に置いて来た。
晴れて風のある今日は海辺で波音と風の音にかき消されながらBill evansのaloneを聴いて幻想的な世界へ。
曲が変わり門あさみのセミヌードになると与論島での夏を思い出す。 キャンプ場のバンガローで10代だった私と大学生やフリーターのキャンパーと長雨の南国を毎日この曲が流れる海辺の食堂で過ごした。7並べにもババ抜きにも飽きていたが共通のゲームや代わりの話題も無くトランプに興じていた。バックにはいつも流行っていた門あさみだった。
今は5月末近く、齢は50を超えてセミリタイヤで海辺で聴く波音と門あさみは「変わったのは私だけ、、」と謳う。
畳石でウインドサーフィンをするおじさんに会った。 彼は言葉が内地の人だ。
色々伺う中で「貴方も乗ってたの?」と尋ねられ、ディンギーです。2人乗りの。と返事。
1980年代初頭、windsurfer ブランド次いでmistralのファンボードが日本に上陸。ニューギア流行に敏感なヨット部在湘南の先輩が寮に持込、学校前の浜で初めて乗らせて貰った。腕力に自信があった年頃だったが直ぐに跳ね飛ばされた。ヨット部はコースレースだったのでfunboardの滑走、演技が今ひとつ楽しめなかったがアビームでの疾走、爽快感には流石に感心した。 以降ディンギーでも surfing on a beam を楽しんだ。
もちろんレース以外でだ。
滑走しだしたウインドを見て遠い記憶に紡がれた夕刻。 畳石を後にした。
今日は入浴を止め、ドラッグストアで買い物をして帰った。 ドラッグストアでは校長夫婦と偶然出会い、挨拶して後にした。