全身が痛怠い。筋肉痛? 右脚が思った様に上がらない。右脚は歩くと少し引きづり、あまり感覚を感じない。特に何処かが痛いのでは無い。血圧は通常。重痛い箇所は背筋下部。腰裏辺り。兎に角スローにしか動けない。前胸筋も少し力を入れると痛い気もする。ヨボヨボ。
調子がいいのは胃腸。熟したバナナ効果か。こんな時は無理しない。2速に落としてスローダウン。
少し気にするのは右半身、右脚の感覚が弱い事。麻痺はしていないが敷居を超える時に意識しないと足を打つ。そう脳梗塞の前兆に似ている点。感覚的な記憶のレベルと直接的な原因で思い当たる節が無い点が気になる。
水分をよく摂り休む。筋肉疲労が治まれば原因が炙り出せる。
食事はあり物で簡単に。鮪のたたきをオリーブオイルとシークワサーでカルパッチョ風に漬けて冷やして置く。いいブラックペッパーが欲しい。いいと言っても普通のGABANのホール状。近所に売られているのは白を挽いてあるラーメン胡椒。JAコープにでも行けばあるだろう。
身体が言うことを効かないので。
旅について。
絵で見たことしか無い景色の中を歩き、空気、暮らしを感じ、街中の食堂で一時を共感する。
旅に出る。とは、こんな思いが要因。様々な目的要因が人それぞれある。メールや電話でしか知らない交渉相手のデスクを訪ねてみたい。相手の感覚が分からない時、不意打ちした。
予想外の巨漢や痩せた老人だったり。会うとスムーズに事が運ぶ。お互い歩み寄れる。芯を喰らう要件は理解を示した上で妥協点を探す。交渉相手が誰かに報告する場合は、譲歩させたように思わせる点を共に探した。交渉は面白い。上手く行かない妥協点のずれや核心的条件が在ればその理由を探す。人は面白い。附則事項が理知的に進めば物事を理知的に収めようとする。本能的に感情的なままの箇所も是正しようとする。概して成功を持ち帰りたいもの。
そんなせめぎ合いをお酢のドリンクで癒し、目を上げると夕陽を浴びる壮大なモスク。これがイスタンブールの記憶。
鯖サンドは1人の時に食した。交渉時は欲求を満たすと良くない。
交渉事を済ませ、マルタ島へとんだ。
幼い頃から思い描いた地中海で気候を体感し、中世の残る町に十字軍とイスラムの両方の史跡。調理はそれなりだが素材がいい。山羊チーズの刺激に怯えワインで流し込む夜。繁華街は好きだがアジアの喧騒と変わり無い。
そんな旅のあれこれを思い返す。
健康が大事だと 今、思う。
せめぎ合う事も仕事として好きだった自身。
脳疾患は生活習慣病では無く性格習慣病とも言われる。
先日観たドキュメンタリー。歌う事が好きなシンガーが歌のプロモーションに忙殺され、病んで声まで出なくなった。 そこから休養し、歌う仕事を離れ引退。日常の子育てに没頭したある日。キッチンの物を隅にやってキーボードを置いて思うままに作り、歌った。ソングライターとして好きな歌に携わった。そして老いる中、様々な別れ、そして歌い出した。
学びが多い映像だった。 才能溢れる方だし夫に選んだのは職人シンガーだったり事務所の協力だったり、色々な助力の上での話だが、今後出来なくなる事と向き合って行く。
行自分にはこたえた。多分何らかの賞を得るだろう。観たのも再放送。