日曜の朝

何事もスムーズには運び難い物だ。

創意　工夫　思慮　熟考　選択　此処からだ

日曜日　何も関係ないが、魚卸市場が休みの為刺身屋、一般商店も幾つか休業。金融機関窓口も閉まり、島の中通は閑散さが増す。　いつもなら休日しか遊べない子供達が群れて騒ぐ情景もあるが、休業、時差が相次ぎ平日に遊ぶ子供達も増え、日曜の景色からは消滅した。

朝らしい涼しげな空気は6時を過ぎると熱に替わった。

晴れているが蒸す朝。8時頃に現場まで散歩した。　5、6分だが既に暑い。

通気用小窓2箇所の網戸を防猫アルミ網で張り替え、取り付け前なので薄く開けた窓を確認し、回したままの換気扇、熱など持っていないか少し触り、戸締りはそのままでは脚立を横倒しに収納して帰宅。散歩だ。

今日の作業をどうするか。　周囲の雑草、庭内の雑草が気になりだした。ドアが開き、干渉が視認出来たので郵便受けの設置も出来る。工具の配達予定は2日後。屋根上の点検で清掃用に放水ホースも欲しい所。足下を固めて屋根上からの網戸を設置し終えてからにしようか。　各部の清掃をしていて気付いた点は蜘蛛の巣蛹虫の卵などは関西とも大差無い。ただ、塩害の影響か日常の拭き掃除が疎かだとサッシのネジ部などに塊が生まれ可動域を阻害する。塩は塩を呼び、小さな阻害が徐々に大きくなり、故障へ続く。固まった部材を力づくでこじ開けて新たな障害を産む。現状の建具の歪み、欠損はそんな所。大抵その位、屋根のスレートは経年劣化は隠しようが無いが吹替前にシール塗装などの施工はあり得る。大きな欠損、雨漏りは起こっていない。通風口、エアコンダクト開口部などの掃除不足、密封不足。要は手入れ不足が全て。家とは難しいものだ。家を血気盛んに持ち、家族を養う時、大抵は忙しい盛り、どうしても手入れに気がまわらない。暇が出来る年になって初めて気が付く　そんなもの。

Shaving ritual

通電した事で必要性が生じた網戸のサッシ洗浄、レールの泥避け、洗浄補修、網戸ネットの貼り直しをしながら畳屋にも「表替え畳引取準備完了、でも急がない。理由は敷居、木部もまだまだ補修中で敷き込みはまだ先がいいから」と電話で伝え、取り敢えずの急務はガス開通(まだ不要)だけだ。

借家人とは猫の餌遣り、賃貸していなかった部屋(現場)での猫飼いで、前所有者への確認も終え、行き違いが複数。ただ大人しく、残地物を処分して退去して頂くだけ。

現場一階、階段下の収納の清掃と消毒を何度も施しているが、中々臭いが取れない。匂いを取るために洗浄後にアルコール消毒と通気を即しているので家中の香りが。晴れる日が続い他ので即するしか無い。　通気小窓の網戸は2階はアルミ網に張り替え、

開けていると夕立、俄雨があった。

1階は欠損していないので様子見。ある程度開け放ちたいが、俄雨が定番の久米島。雨の吹き込みだけが心配。雨避けの戸締りは必要。

黙々とこなして行くが穏やかな心と共にとは行かない、外因で心騒ぐ時もある。ケセラセラ。

黙々と作業が続くと疎かになる身支度。外因闖入者なので清潔感と髭には注意している。　髭剃りは関西から持って来たジレットのよくあるカートリッジ式。今迄の使い捨て断捨離髭剃りから交換して気持ちいい瞬間を味わっている。元々深剃りは嫌いなので上から下、順目。顎下だけ逆目。軽くだ。

頬や口横の産毛を剃って気持ちリフレッシュ。

なんて安上がりだろうか。

なるべくならネガティブに身を置きたく無いので打破

Break away from negative emotions.The door was flung open.

開かずの固着扉が開いても、そのまま閉じる勇気は無い。

固着原因だと思える扉下辺と扉枠との干渉部分は錆びた鉄が膨らんで気泡状態になって固まっていた。ペイントを持ち上げる表面を鉄やすりで刮げ落とし、欠損して剥がれ落ちている部分、削った後の補充、シールもまだ出来ていない。広く油を塗っているだけだ。蝶番、ドアクローザー、鍵、シリンダー、關位置は支障無い。　欠損部分は充填とアルミ(ステンレス薄板は錆びる恐れがある)薄板で補強すれば使えなくは無い。扉枠下部欠損は補填、上貼り。扉底面と干渉する扉枠はアルミ薄板を叩き貼り、干渉しない範囲で頭を埋め込みビスを打てばいいだろう。　水の侵入を除ける為にスカートのような金属を着けた扉も見た事はある。自分で使うのであればこれでいい。

見てくれは、自己補修でもアルミ扉変更でもいずれにしても歪になる。大工依頼で意匠を変えて仕舞えば多少は良くなるだろう。出来栄えには出費も比例する。堅苦しくなった時はインドネシア、モーリシャスでの家を思い出す。インドネシアでは草吹壁、モーリシャスではコンクリブロックに漆喰。給水配電は建築後にパイプを外付け。設計案によっては水力不足で屋上に給水タンクを着けないと水が流れない。排水も然り、枡を掘り、枡サイズによっては排水が悪くなる。インドネシアでは排水枡の掘り直しが日常的だった。都市部では下水道が徐々に拡がっていたが常に価格の問題があり、愚痴のネタだった。沿岸の農村部ではそんな問題も無い。　沖合であれ河川であれ、垂れ流しに代わりは無い。

家の排水枡は2家族居住の当初の予想からか大きく邪魔ではあるが、有るだけマシと理解。

唯、庭全域の排水が今一つで土壌、浸透、排水設計を触りたくなる。金が掛かる。地中の排水パイプもメンテナンス不足が想定できる。家と枡の設計から多分施設されていると想定だが。　表層と手が届く範囲での排水管設置、土壌改良で少しは追えるか。

その前に雑木、放置物処分、雑草刈り。

昨日叩き開いたドアのお礼として、ノンアルビールを幾つかサッシ屋事務所に届けた。単にお礼ですよ、と工事断りと取られる所を「見積、待ってまーす」と残して現場へ。

通電した事で必要性が生じた網戸のサッシ洗浄、レールの泥避け、洗浄補修、欠損部材(戸車、ストッパー)の代替品を探し、網戸ネットの貼り直しを進めた。平行して畳屋にも「表替え、引取準備完了、でも急がない。理由は敷居、木部、家自体もまだまだ補修中で敷き込みはまだ先がいいから」と電話で伝え、取り敢えずの急務はガス開通(まだ不要)だけ。

借家人とは様々な齟齬で気分の晴れない遣り取りが続く、話せば話す程にネガティブな気分になる。

悪い人間では無いのだろうがゴミと猫。この現状では退去もやむを得ないだろう。島にはアパート空室が複数ある。

開け ゴン！ グワン！

2021年7月1日　

昨夜は激しい降雨による緊急通報で夜半に何度か飛び起きた。注意報の解除でも朝方緊急通報が鳴ったが当然、評判は最悪。朝の世間話の格好のネタだ。

そんな豪雨明けに電力開通の約束が有り現場へ。

室内の配電盤周り、ブレーカーボックスは蓋が何故か二階に放置されていたので洗い戻し。各部屋のスイッチ、引掛シーリングを清掃拭き。キッチンの換気扇は通電テスト後に清掃するか交換するか決めるとして高所の汚れを清掃して待つ。　ほぼ時間通り電力会社が来訪。戸外のメーターボックスにメーターを取り付け、戸内ブレーカーの接合、テストを終えた。通電している箇所に今の所漏電等の問題は無い。今の所。台風等の後、改めてスイッチを切ってテストをする必要がある。　後、戸外に設置されていたガスボイラーが電源直結となっており、取り外し時にはブレーカーを落として施工との事。　通電により持って来ていたLEDシーリングにあかりが灯った。換気扇も無事回ったが羽の一部が欠損しており、防虫対策されておらず、アクリルで油を落としても、、交換かな。

一通りの通電作業、清掃を終え、丁度昼時なので仮住まいで昼食。13時入を目指して町役場に向かった。　旧具志川村役場は防震対策不備とやらで閉鎖なので、少し遠いが旧中里村役場の庁舎で転入手続き。国保年金も自動的に移行となる。

折角役場に来たので道路課で敷地前の柵かガードレールの所有者を調べ、錆堕ちているので自分で補修するか町所有であれば交換して欲しいと申し出。

町所有で交換部材があるとの事で交換施工となった。施工迄に当方は上方に覆いかけている木枝を処分して置く。　前の離島カードは返還になったので改めて又、作成しないといけない事に。

水道は水道局メーターが一個で2世帯であれば基本料金x2となり、個別メーターにするには指定業者を通して市からメーターを購入しなければならない。

自分で買って払う訳だ。この理不尽さで全国のアパートが未だに個別水道出来ずにいる。関西で昔、家主の寄り合いに参加した時に散々聞いた悪口を思い出して道理が通らない相手に深追いは止めて自分宛の請求として置いた。納得はしていない。

中里に来たついでに島のホームプラザ萬屋で網戸交換用強化ネットを購入。ステンレス網は錆が出たそうなのでアルミネットを購入、この手の防猫網はAmazonでも結構高く、中国の安価な品は口コミで「折りたたんで送って来られ、伸ばすのが手間」と悪評だったのでロール状で購入。抑えゴムも切れ端サンプルをポケットに持っていたので計測して購入。星形にギザギザの成形が一般的だが全く丸いゴムで少し店員も驚いていた。1サイズ大きく見ておくか否か、正解は施工後。網戸ゴムは近所でも売ってはいる。現場に戻り、殺菌消毒と清掃に戻り、玄関内外の清掃。戸外の電力メーター周りを清掃していて蟻の多さに少し驚いた。仮住まいにも多くいるが、前の鳥島では最初に退治餌を各所の配してからは見掛けなかった。又、退治餌を配置しよう。

考えていると島のサッシ屋が玄関ドアの見積に尋ねて来た。高校勤務時に教室のガラス割れ、ドアの鍵の故障で何度か顔を合わせた職人だ。

錆固まった扉を何回か押し引きして固まり具合を見て車から大振りのハンマーとバールを持ち出し「ガンガン行っていいですか？」

「勿論！」　何度かtryし、下部にバールを挿し込むとメキメキ押し上げた。

ガスッと鳴って中からノブを回し押すと、開かずの門扉が力尽くで開いた。扉下部の鉄枠が錆の膨張で固まった気泡状で扉を押し上げていたようだ。

「やった〜！　ありがとう」

アリババ如く、いや、天照の降臨の如く感謝した。

サッシ屋職人も売りに出たこの物件を気にしていたそうで、整備には商売っ気と興味があるらしい。商売人だな。　ドア以外に直す所は？　のベストタイミングでの訪ねに、網戸戸車を自分で直していた事を隠し、「幾つかあるはず」

「今日通電したばかりで、今からよ」と誤魔化し気味に返答と感謝を述べ、後日見積を受け取る。

表からも見える玄関扉、補修利用していては居心地悪いな。　結構感謝と気にする気分だった。営業に呑まれても溺れないように自ら律した。

錆が膨張して固まっていた辺りを鉄鑢板で削ぎ削り、干渉両面を刮げ落として油を差し、扉が閉まらないように木片を挟んで今日の作業を終えた。

なんか疲れた。疲れと忙しさで右太腿の痛みはほぼ感じなくなっていた。扉との格闘での筋肉痛だったのだろう。

夕餉には萬の神に感謝してカジキ刺身をいただいた。

Everything good, everything magical happens between the months of June and August.

見積もりは依頼したが、扉を替える為に枠、枠の周囲コンクリまではつっての工事は本望では無い。　価格面もあるが(見積はまだだが)それだけでは無い。鉄扉を外し、サンダー(グラインダー)、パテ、サンダーを繰り返し、枠も削って補填、貼り付け、研磨で再生不可な場合は木工でも作るか依頼して木製ドアを制作して貰っても。全交換の楽な道は選びたく無い。

可笑しな心境かも知れない。変な満足感が優先なのか。ステンレスやアルミ素材の加工は高校の後は一切触れていない。回帰を望んでいるのか。途中で挫けてもいいので挑戦してみたい。こんな事なら大阪で失業者向けメタルワーク講習でも受けておけば良かった。アーク溶接も出来たであろう。学校勤務で少し必要性を感じ、練習しようかと思った事があった。我儘か。　ただ鉄扉がここまで傷んだ現実、塩害、台風、山側を向いた玄関扉の設計自体に問題があるのかも知れない。今の所、防犯がそれ程重要では無いこの島だが案外車も家もドア施錠を欠かさない人もいる。　様々な面があるのだろう。見積もってから悩もう。建具屋は今日の大雨で忙しく、現場確認を先延ばししたい旨連絡して来た。

汚い物

一昨年の高校勤務にて覚悟していたがそれ程無かった汚い事。　あったのは鳥の巣落とし、骸鳥の始末数回、小動物骸処分。トイレの水栓故障修理は水浸しだが汚い事はなかった。校内に住み着いた野良猫の巣破壊と密封。徐々に慣らされたのか、寮から一人暮らしへ続き、インドネシア、モーリシャスでの掘建小屋暮らしで免疫が破壊されたか。　現在の猫に荒らされた部屋の整備も事務的だ。余り無理もしていない。気になるのはノミ、ダニ、感染症で燻煙を繰り返し、素ベニヤ張りの押入は殺虫消毒を切り返した後に忌避消毒成分入りのステインでも塗装、隙間の密閉。露呈する場所はカラーニス塗装で見違えるとプラス想定。板材の呼吸と湿度の関連を調べて詰めた上でニスかステイン塗装か選んで進めたい。

押し入れ内の素板材は防湿が目的。カビを呼び込まないで抗菌衛生防虫出来る恒常的手段を探そう。

2軒有る中で一軒のみ先に進め、後日ノウハウを持って2軒目に進むつもりだったが、猫の問題と借りていない部屋の使用があったので検討中。悪い目で見るとゴミ放置の多さも気になりだした。その最中、一定の清掃を施工した我が家に猫が侵入。庭に面した窓が知らず開いていた。何故？　雨が酷く、通気窓迄戸締まりをしたんだが。　侵入経路を確認する為、家内の収納庫に潜む猫をそのままに庭の懸念窓を閉め、そのまま所用に出た。侵入口があれば出られるだろう。

午前遅く、町の税務係員が視察に来た。来年より敷地内の倉庫が固定資産税の対象になるとの事で検分だ。元々プロパンガス庫だった様だが今は使っていないガラクタのみ。原型復帰させて取り壊そう。一択。明日の通電前にブレーカー辺りの清掃。コンセントアウトレットと天井引っ掛けシーリングは幾つか痛んでおり、交換が必要。部材はパナソニックと汎用品とも島に売っている。電力切断の上で施工する。ついでに屋外も防水部材に替えよう。

午後から雨が激しくなり、島に水害土砂災害注意報が出た。暗いので早々に引き上げた。ついでに島の電気屋で古く壊れて放置されたエアコンの回収を訊いておいた。購入は無くとも三千円程で回収可能。　長い銅管があるので屑鉄屋なら収益が出るな、、。　欲はかかないが、広い視野で選択しよう。　夕刻、ヤマト運輸の集配所で配達荷物が来ていたら受け取ると言ってみたら、あった。そのまま自分で配達。　雨が上がったら伸び放題の庭木の処分を始めよう。　屋内のメンテナンスを優先しているがこのまま夏に向かうのは怖くなって来た。

明日から7月だ。

雨雨雨雨修繕雨掃除

右脚大腿部が重怠い。最初は筋肉痛の様な動くと痛みが走った。臀部の腫れや異常は無い。変わった事は両足の脛から下に幾つかの虫噛み跡。これは清掃作業中か仮住まいでか判らない。以前、ブヨに刺されて腫れた時は刺され痕が鮮明で其れを中心に熱を持って結構大変だった。足首にまだ跡が残る。だがそれとは異なる感覚。原因が思い当たらないし歩くと痛いのは気になる。血管系の障害だったら嫌だな。閉塞性動脈硬化症、でない事を願う。今は太腿外側の当たったら痛い急所あたりが重怠い。歩行時に鈍痛。外傷は脛足首の刺され腫れが幾つか。掻かない様にタオルで擦り、虫刺されの薬を塗るのみ。燻煙殺虫をかなり施工したが、身体に影響程では無い。現場では外に長靴を脱ぐのも止め、ムカデを防ぐ。猫のノミも気をつける。

今日は朝から大雨雷雨、雨は平気だが暗くて作業が進まない。電力通電は7月1日から、後2日は今出来る事をやる。畳は何時でも取りに来てもらえるが建具の補修、敷居等がまだまだ掛かる。押入の中はベニア板が健在だが殺菌成分を含み防虫が期待でき、板の呼吸を止めないステインか柿渋(臭い次第)を塗りたい。アースレッドの缶、外装プラカップも今朝ゴミ回収されたが、塗装用にプラカップは取っておけば良かった、今後は採っておこう。

名義変更の届は久米島町に届き、早速明日物置の構造確認に係員が来る。税金を取れるようにだろう。

明後日7/01は電力通電、メーター取り付けがあり、その後、久米島町転入手続きで此方が役場へ出向く予定。税務用の家主業開業届は少し待とう。期限は

一か月以内が奨励されている。青色申告の必要があれば必須だが、まだまだ先になりそうだ。

玄関の錆びた鉄扉はボロボロと崩れる箇所も有り、溶接修理ではダメかも知れない。島の建具屋にアルミ扉への交換を相談してみた。扉枠ごと交換となると、コンクリートの壁も破壊しなければならない。明日、現場で見てもら予定。先ずは見積もりからだ。

自身の作業は先ずは清掃、清掃、補修、消毒塗装、清掃。木部の殺菌消毒ステイン塗装、木部開口部の修繕、網戸雨戸の修繕。。ふー。頑張らないとな。

ボールパークに夢馳せる

ミレニアム明け、私自身も様々な要因で迷って、病んでいた頃。　大阪市内の不動産グループの一員としてライフサービス部門の子会社を持ち、己の本業以外にも手を拡げるが、親会社にいた元上司が次々会社を去り、迷いの中で軌道に乗りつつあった自らの商いに熱中し、迷走。　口煩いくもあるがブレーキの重し不在の環境で、あからさまに身勝手で横暴な上司となっていく自身を何処か客観視しながらも必要悪と思い込んでいた頃。

連夜の飲み席を離れる口実もあり、己の時間を持つ為に逃げで良く訪れた大阪ドーム。滑稽な外観そのままに暗黒時代のチームには幼い頃の阪急ブレーブスの面影は一切無かった。再登板の仰木さんでさえ何処か冷めているようだった。次いで訪れる暗黒期はフロントも含め常に空中分解(ある意味見事)だった。

大阪地下鉄の1日フリー切符とドームのオリ戦外野、内野上段自由席券がセットで地下鉄フリーきっぷプラス100円程の企画切符。主に外野席観戦が目的の者ならお得。それ程フリー切符を有効に使った思いは無い。この切符と大阪市民(勤務でもOK)サービスデーが得意だった。ドームは西宮の目障りなフェンス影は無くなったが外野席は上から覗き込む様式で外野手の姿がフェンス近くになると見えない欠陥摺鉢設計。観戦した事が無い人が設計したと心から信じた。　チームは迷走を極め、石毛・レオン ー伊原春樹 ー 仰木(再)ー中村負広ー コリンズー大石大二郎 ー岡田彰布 と続く2000年台は阪神色の福本さん、中日色に落ちた山田久さん達レジェンドも寄り付かない球団だった。この時代の後半、ドラ1逆指名で来てくれた平野が最後のブレーブス戦士中嶋監督の下で快調だ。星野信之の遅玉最多勝、佐藤義則の不惑パーフェクト投球とフォークのお化け野田浩司の最多奪三振試合をリードした、あの中嶋だ。星野の投球を盗塁時は刺す為に右手で捕った(未詳伝説)勇者。ついチェックしてしまう。　聴くのは対戦相手主体のラジオ放送が主。残念ながら関西のラジオ放送は無い。神戸を捨ててラジオ関西にまで捨てられ、中継のファン拡大作を取らず、かと言ってテレビネット中継も対戦相手としての登場が当たり前。オーナーの努力？　可笑しいね。　今日は文化放送、昨日はHBC札幌、その前は東北放送、広島中国、文化放送、radiko エリアフリー様々です。

一度だけ訪れた神戸グリーンスタジアムは噂通り交通路がとんでも無く不便だったが、外野端席とブルペンが近く、野手からコンバートの萩原投手の速球とミット音に驚いた。裏方の元ベテラン選手も目の前、試合内容よりこれがプロ野球観戦の醍醐味。大阪ドームはこの辺りのコンテンツを取りに行けてない設計が凄く残念。ボールパークと呼べない何かが土台に鎮座している。雛形、土台が出来ている物を買って使うと楽　な反面起こり得る悲劇。創意工夫で乗り越えられないものか？　出来るはず。　現在の己に投影して奮起を即す。