この1ヶ月、徐々に戻る体重と食欲と不足気味の運動はスマホのアプリは如実に表していた。歩行不足だ。魚食の日々に感じなかった倦怠感は運動不足に起因の1つがあるのか。 胃腸は健康だ。
インターホン、結線部材、水栓ゴム、庭整備機材、土壌改良肥料を見にホームセンター迄行ってみた。
何度か訪れた東淀川菅原のコーナンプロショップ。阪急吹田付近で地下道を避けると少し大廻りし長く複数の信号待ちの必要がある間抜けな設定なので、今回は地下道をくぐり向かう。
ヨロヨロ歩く歩行者とベルを鳴らし疾走する自転車。既に苛立って来た。確か通路の坂道には疾走防止の柱があった筈だがいつの間にか無くなっていた。機材備品では無い。心掛けの問題。己れは感染症にもかからない、出会い頭の事故も無いと信じているのだろう。保険は入っているか?
神崎川を吹田大橋で超え沿道を何気無く見遣るとファミレスや小さな店舗は閉めている所が多い、廃家や廃工場も若干増え、荒んだ雰囲気がある。島の路地裏も同じだ。一本裏に入るとどちらかと言うと忌諱されて来た裏町にはミニ戸建が隙間無く増え、車幅一杯に車が停められている。絵に書いた様な暮らし方を選ばざるを得ない暮らしがあった。簡単にステレオタイプと呼べない。 何が、皆をそうさせるのか、選択肢?価値観? 個性的とされる大阪市下町で思う。
見慣れた筈のマロニー工場の看板が見当たらない事と併せて考え、歩いた。 上新庄の電気屋に寄り、水栓部材とインターホンをチェックし、そのまま菅原へ向かった。商店はマーケティングに基づいて売上高の上がる品々、経営陣は利益率がいい在庫負担の少ない品を並べる。基本だがこれが画一的で無個性な店舗を増やし、カオス的な電気屋街や通販を生かす道にもなっている。画一的な街並み、郊外のショッピングセンターと土壌は変わらない。広大なホームセンターでも在庫コストと選択肢の根本は変わらない。無駄な商品、小さな店では揃わない品を探しに来るこの店も画一化され、洗練された品々と型遅れのバーゲン品を見比べる程度の選択は多少あるがメガホームセンターが出始めた頃より面白味が無くなった。少し高くなった布袋葵ひと株180円税別と水栓部材を少し、土壌改良剤、肥料を持てる量だけ購入し帰宅。 往復10キロそこらの行程だが、復路は疲れ、少しふらつき補正が疎かになった。傾斜や障害物でよろけ出すと中々踏ん張れない。体力の落ちるスピードはこうまで早いか。 思えば退職して1ヶ月と少し。毎日の歩行距離が15キロ程だったのがほぼなくなり、上半身下半身とも衰えた。
関西で空気と空の距離も変わり、健康から離れた暮らし、直ぐに鼻毛が伸びそうだ。
かなり疲れが出て近所で買った苗も明日以降へ持ち越し早々に寝んだ。