朝からお腹が張っている。バナナ繊維の食べ過ぎか、筋力衰えか。 呼吸を止めて力むのは脳梗塞以降、苦手となった。フラッシュバックする記憶。あの心地いいようで恐ろしい瞬間。その瞬間は何かわかっていない。「アレッ」程度。一週間程前に営業先で廊下を歩いていて足元のタイル線から外れて斜行してしまった事。車に乗り込んで足を挟んでしまう感覚のズレ。狭い空間で回転する時の苦手感。前兆はジワジワと来て気付かせない。後から思い至る記憶。
酒と煙草、酒場ライブ、遊興を愛する日々は蝕んでいた。生活習慣と価値観の転換。そう簡単には行かないが。賭博に手を出していなかったのが救い。セカンドビジネスやネットワーク商いの声は良く掛かったが日常業務が賭博的だったので魅力は感じなかった。常に営業、経営が楽しく、熱中していた。
記憶とは恐ろしいもので「死ぬのか」と思い至った瞬間と同じ環境にはなれなくなる。高所閉所恐怖症も根本は同じなのか。無理強いは出来ないな。
午前中崩れ落ちそうで保っていた曇天がお昼には堰を切った。雨。強弱は流れる雲まかせだが本格的雨。 仮住まいのガス代3千円弱を払いにガス会社へ。高校前ではオクラの無人販売。まだ売れ残っている。
キッチンシンクの扉パテは接合が弱く、ポロポロ取れる箇所が散見。やり直し。いっその事板を貼りたくなる。パテを貼る土台ラワン材がモロく
なっているのもある。傷んだ木口縁の丸みって塗装なら気にならないがシートを貼る時は邪魔になる。結局木工作業で角を作って貼り付けた、これも土台諸共落ちるかも知れない。
ラワン/貼った欠片/当て木
断続的な雨、バナナまで重みでお辞儀した。
実を5ふさ位纏めて
キッチン小窓の雨戸は外し洗い、濃い青か黄色にでも塗ろうか。南仏プロバンスから地中海沿をイタリアへバス旅した時の景色が印象深い。あの辺りもペイント厚塗りで何重にも重ね塗りが見事だった。壁を綺麗にしたら映えるだろう。
子供の頃から憧れたギリシャには結局縁が無かった。トルコのイズミル港から船で訪れたかったが難民問題やトルコ南部の治安問題で何度か止めて、イスタンブールから空路でマルタ島やマラガ切り替えた。ターキッシュ航空は関空オフラインになり、そしてコロナ禍。
憧れは憧れたままでいいのかも知れない。
何処だったか、アーウィン・ショーを読んだまま訪れない方がいいと、誰かが言っていた。
うる覚え。
作業を終え、片付けをしながら転居の日程を考える。東棟の全般的な工事、南東角の土木工事。庭の凸凹、土造り。場所決め。頂いたタネ類の発芽、植え付け。フェンス塗装、瓦礫廃棄。 LPガス入れ。給湯器取付。室内メンテはまだ山程あるが休み休み、ゆったりいこう。
今日は学校前でオクラ無人販売。頑張ってるな。
夕食はマンビカー、シイラ刺身。
歯応えがあり、、美味しい。