特に気候の巡り合わせで冷え、強風で首都圏では車両の横転事故もあったここ最近。雨に濡れ風邪気味の数日だった。確保しながら面談を続ける心根の心地悪さもある。小心? 正直言って心地悪い。
裏山は相変わらず。寒波と強風に晒された本土は何度目かの冷え込みを経て春へ向かう。色々歩き、考える時間はあった。結果が出ない内に悩む必要はないが日常の多忙な流れに戻る前にじっくり考えておこう。この冷え込みはマイナス要因にはなるかな。あー寒い。近隣月極駐車場は安価で何とかなるだろう。昨日の夕景と大阪湾の白波。
長い1日を経て、帰って来た島。JAL JTA(日本トランスオーシャン) RAC(琉球エアーコミューター)全てJALグループだが成り立ちは異なり、立ち行かない経営をJALが傘下に置いている。経営としてはリスクだがローカルの生存手段を守る社会コストだ。社会的インフラの保持は、運賃が高い安いでは無い。過去の国鉄同様、山手線も北海道もひっくるめるて運営、経営するから社会インフラとして存在できた。石川県能登ばかりでは無い、福井、富山、奈良、和歌山の支線は埋没切捨状態。分社化時に想定された通り破状へ。元々税金で施設し運営を始めた社会性は散霧したのだろうか。政治、民衆がこれを許したのだろう。地方国鉄国労の無茶ばかりクローズアップされ、国鉄分割の方向性が演出されたが、あの頃の大蔵官僚の策に嵌った結果。民営化、弱者切捨てインフラ放棄の結果が現在。折しも高齢化真っ只中。岬でも久米島でも地方行政主体で小型コミュニティバスが小さく営業されている。全国的に同様だろう。そんな中JAL傘下で生き延びているJTAとRAC乗り継ぎで帰る。LCC以外で空路島入りは観光時以来。メジャー航空会社に乗るので普段出来ないギターの預入を画策。早目に関空へ行き、入れる容器を借りようとするが、関空国内線でのJALはマイナー扱い。11:30までチェックインカウンタすら開かない。。ついて無いな。 5分前まで椅子でゆっくりし、立って並んだ直後にお婆さん2人が後ろに続いたので先を譲り、ツキを呼ぼうと下心の善行。
せっかく早めに着いたが時間を潰し待ったが、無事に楽器ケースは借りられ、本島を経て久米島まで預ける事ができた。運賃は高いがこれは無料サービス。ギターはソフトケースに入れたままハードな専用ケースに収まり、署名して久米島まで預けた。 まだ搭乗開始まで1時間以上あったので久しぶりのプライオリティパスサービスを受けにセキュリティ審査を受けて搭乗ロビーへ進む。出発ゲート番号が並ぶロビーに土産物屋と飲食店、コンビニ、飲料自販機が幾つか。ここの「ぼてじゅう」で3千円程迄無料らしい。パスと搭乗券を見せ、テーブルへ。店員は男女ともフィリピンの子達。タガログが聴こえたので訊いてみた。元気いっぱい仕事していた。多分ここ迄道のりは長かったろう。日本での仕事は既に人気の的では無い、人生には致し方無い選択もあるだろう。
関西なのでタコ焼と酎ハイ、鰹タタキ丼を頂いた。ここ2-3年で初めてのサービス受取なので安くも無いが無料で満腹ご馳走様。サラダの追加を迷ったが何故か腹が緩いので止めて置いた。旅行業時代に関空一般フロアKE ラウンジ使い尽くしたのでトントンか。そう思っておこう。 搭乗ゲート前で土産を眺めていると搭乗機ボーイング737-800小型機材に荷を積み込んでいた。預けたギターケースもベルトコンベアで流れて行った。バスみたいな機材だ。
機内はWi-Fi不調との事。USB差込電源はあった。コードをお手元にお忘れ無く。乗り込んでからバッグを下ろし、取り出す人が多かった。多少揺れたがよく寝て那覇接続久米島。フライトで入るの何年ぶりか、、。搭乗ゲートは一階低いバスゲートで少し慌てたが無事久米島へ。荷物も10分程で流れて来て楽器ケース開封は係員が手伝ってくれた。カルロスゴーンは飛び出さなかった。久米島空港を出て2分で停めていた車。荷を持ってもスムーズだ。夕暮れかけの空を自宅へ。途中刺身屋で鮪粗(300円)を買って帰宅。お疲れ様でした。
心なしか荒れた庭。まあいい。致し方無い。