今日、会社を辞めました。(個人忘備録日記です)

不摂生からの疾病 リハビリで価値観が転換 退職しました。

雑観 禍中

Covit-19禍。当たり前だが、識者の注意喚起通り、感染能力が倍化、潜伏期間も短縮されたデルタ型virusは最早爆発的感染状態。米cdcや欧米の研究機関のゲノム追跡や観察研究から個別株のDNA と被感染者の行動様式を追い、空気感染能力が確認されている。同一空間に相互同時に居なかった被感染も認証。下手をすれば「すれ違い」でも起こり得るケースの追跡成果を一般誌、新聞に発表されている。ウイルスの親株による優劣や被感染者の体調、カオス的な偶発もあるだろうが、全体として実証的現況の数値が表す感染力は侮れない。

 

行動様式でのディフェンスが困難となりつつある。現状、多くはこれまで非常事態宣言を1年間乗り越えて来た方々が今日の被感染者。

対策出来ていない、甘さがあったと評判は其々だが当たり前となった通常のマスク。接触、密避け、普通に防御をして来た方々の感染。確かに五輪で気が緩み会食や混んだ交通機関を避けなかったケースもあるだろう。それがレアケースか否かの検証もままならない我が国。そもそも各国選手団、役員と接触したIOC幹部の繁華街往来。感染を起こす悪魔の実証は不可能だがルールを流動化させ、感染者を出す恐れのある行動を敢えて見逃した。役員は自己判断だそうだ。勝手な変更以外何者でもない。

 

常識的な人間なら新聞を読むだけで5月にはこのケースを(最悪の場合は、、と)想定できるが、我が施政者はどうだろうか。悪いケースを想定するのは楽しい事では無いが危機管理ではそう括れない。

 

当初の感染ルートの割出しにより、人の移動、交錯が感染機会と分かり、空港、学校、人の集積のある公園、映画、公演を封鎖して来た。しかし、全く逆行するGO TO執行や五輪を既得権に屈するが如く政府主導の開催。今のパンデミックに至る。結果的に経済も教育も全てが共倒れの現状。悪魔の証明を口にして逃げる気なのか実勢の被感染の広がりが国際空港をハブに主要地方都市へ広がり、リゾート地、人流をトレースして広がる。

混雑を避け、1時間は早く出て各停等を利用し時には列車、車両を移動し、人混みを避けて来たが航空機も空いた便の事前座席指定で端の通路側を事前指定し両隣に人は避けて来たが、前後便の間引きで満席便に陥った時は驚愕した。やられた感。

 

50代の自身も仕事に縛られ都会に居たなら、まだワクチン接種出来ていない事だろう。 又、好む好まざるを選べず公共交通機関、駅、営業先への立入等感染機会を持つ事だろう。我が国の厚生行政は公的病院の悪い面だけをクローズアップし、民間病院に権益を委譲して来た。老人医療の保険、薬漬けの世界では歪な体制の問題事も露呈しなかったが、かまけ過ぎた基礎医療体制が根底から破錠していた事実を露呈。このような事態は起こるべくして起きる。それが自然の自浄作用。起こるべくして起きた医療崩壊。イニシアチブを取る医師会とは民間医療機関の代表者、開業医達でコロナ医療には殆ど関しない自民党の支援組織。公的医療機関や医学研究を捨て、金儲け高額医療機関に向かった輩。医療法制保険適応、高額医療に熱心だったから政治団体を持った。ただそれだけ。

 

地方の果てである我が島での被感染者は最初の頃は本島との往来家族。ダイビング店の接客応対と機会原因が見えていた。今後は如何だろう、2次3次と把握が困難になり、被感染ルートも追えなくなって来た。感染機会が分からないのだ。故に防御もおなざりになってくる。医療体制は全く変わっておらず、日々通常業務(年配者の日常的通院)に追われている。 

 

前職では研究職の教員や事務官とこれらのたわいも無い話題で良く話したものだ。営業職だから当然であるが理想との乖離を冷静に客観視、常に分析視点の方、不平不満が溢れる方。様々な人間模様自体が楽しかった。先生方との話題に着いていく為に私は一般人として入手できる情報と一般人の意見を意識した。学術の世界では稀にラボ内で完結してしまう事に不安と不満が垣間見る事があり、「世間では?」の意識と果てない向学心があった。頭がいいのも結構辛いのかもね。 研究室での日々は刺激的で楽しかった。新たな否接触充電、衛星からプラズマで充電、バイオマス燃料と食料農業との分離と両立。核融合は茶話でも着いて行けなかった。様々な課題に夢があった。

今は如何だろうか、基礎研究は重きを置かれているだろうか。見映えのいい研究課題は如何なっているだろう。以前でも素材系研究は薬学や医学に接近していた。工学系はエネルギーとマイクロマシンや人体を補う医療に其々研究費の出易い方向に集中過多気味だった。研究費確保=研究室の院生確保でもあり、先生方の苦悩も大きい。

年齢的にワクチンとCOVID 19は果てない話題を産んでいるだろう。先生方に近未来を予測して欲しい。総じて夢を描くのが困難な時。今の生き方を問いてみたい。

f:id:info-tino:20210822211136j:image
f:id:info-tino:20210822211132j:image