中休み。
島を離れ、残務処理に本土へ。収まる兆しは数字に出ているが重症者率は下がらず、死亡者数も総数に準じて下がっているのは検体数分母不足なのか、そもそも信頼出来ない数ゲームになってきた。ワクチン接種も進んではいるが海外でマスク無し闊歩する人々と日本の現状はマッチしない。 つい、全てがオリンピック開催の為のストーリーに思える。
高校の生徒にも陽性者が出て、検査キットを待つ期間らしいが確実に忍び寄っている。
フェリー乗り場で高校の先生に会った。土曜朝の那覇行きらしい風景。海は穏やかで晴天にも恵まれた移動となりそうだ。フライトは明日の昼便。様々な組み合わせで移動手段を考えたが同日の乗り継ぎ移動は天候リスクが如何しても有る。那覇stop overはコロナが心配ではあるが目的地が関西だとボヤけてしまう。リスクが減ったりはしない。被感染者機会が増えているだけ。
島のアパートを出る時、本を一冊持って出ようと手にした文庫本。1ヶ月の滞在で白蟻の様な蟲だらけになっていた。思わず置いた洋服類が心配になった。島で生命力が強いのは虫と穴鼠(高校に巣食っていた)。鼠がいるとハブも寄って来る。
本は陽の当たる窓際で容器に入れ、殺虫剤を噴霧して袋を閉じて燻煙状態にして旅立った。部屋の窓は雨が吹き込まない場所は薄く開け、他は閉めて。
水面は鏡面に近い凪。天候良し。沖合では僅かな潮とうねりが有るが順調に走り抜け、フェリー海邦は定刻通り12:30に那覇泊港に到着。それでも何人かバスターミナルへ走る人がいる。14:30の同日乗継は出来無くは無いが、アクシデントがあればアウト。運任せの行程でイライラしながらの移動になるだろう。気が進まない。
那覇泊港トマリンにお昼12:40頃着いても明日は関西へたつ。安く買い物してもLCCで往復運んでは意味が無い。無意味ながら時間潰しに無印と電器屋を眺める。web で観た太綿糸のシャツのREALを確認し
ホテルは格安の当日予約で大浴場をメインに選んだ。空港に近づくと値段も上がり混んで来るのでいつもの港近くとした。モノレールで20分程見ておけば大丈夫。チェックイン迄まだ間がある。 いつもスケジュールを立案する時、焦らないで済む余裕と万一の遅れを想定して組む癖がある。旅行業が長い弊害か。その為、予定通り進行すると間を持て余す。焦らなくて済んで間延びしない頃合いを見つけられていない。
結局15:30頃にホテルに入り、大浴場で身体を洗い清めフットケアも念入りに済ませ、着替えて近くのスーパーマーケットで鶏の炒め物や焼き鯖寿司を購入し腹を満たす。自分にとって至福の時はこんな程度。
気がついたら体重も3キロ程落ちていた。家に体重計を持っていないので1ヶ月ぶりの測定だが先月通院時は変わっていなかった。農業研修後は普通に過ごした1週間程だが魚食があっているのか。今後は醤油、塩分のコントロールにも気を付けよう。外食も今はどうしても好めない。ほぼ毎日の刺身と酢飯が醤油も抑えて良かったのかも知れない。
そんな島でも高校生に感染者が出た(露呈?)。
県の休校指示から外れて通常開校していた高校でだ。 勿論感染を防ぐ為の通風、ソーシャルディスタンス確保、オンライン授業の活用、ありきたりだが「安全、安心」を念頭に措置が取られた、念じられていたが、、。念じて効くものでは無かった。
高校生は距離を取るように指導してもどうしても仲の良い数人で車座で話したり戯れたりする。学校があればどうしても、常識の範囲で想像はつく。願って念じても、口辛く注意しても、事実意味はない。
高校総体目前の部活動、自転車を押しての通学途上、バス、時差通学でも会って話すのが生活の中心の年頃。学校、塾。
岬では珍しく記憶通りに玄関に据え置かれたブリーフケースから書類ファイルを取り出し、転送用に袋詰めして郵便局へ。
移動と島での梅雨の湿気に侵された衣類を洗濯、天日干しし倉庫化しているが少なくとも清潔で干す物は干してある部屋で冷蔵庫の古い食材をゴミ出しし、久しぶりのコーヒーメーカーで淹れたコーヒーを頂く。島へ移す荷を纏め詰める。ミニマリストを気取った所為では無い、居所の絶対的安心感が無いまま多くの荷を送る勇気は無かったので大工道具、住宅設備、生活用品などを送り、持ち帰る予定。
洗濯機の水の染み出しを失念していて、脱水後にボトボトに戻った洗濯物を水栓を締めて改めて脱水。
あーあ。