夜半から朝方にかけて、昨夜不要物と書いて出したガスレンジ、コーヒーメーカー、天井証明は姿を消した。カゴには古い電池、割れガラス、寿命が尽きた電球、100均の照明補助灯等がまだ残っている。
9時近くの市の回収まで他の作業。キッチンストック類、冷蔵庫中の湿気避け保存品を詰め、要保冷品はビニール袋にまとめて取り出せるように庫内を掃除。冷蔵エリアにかかり、予想外の汚れに昨4月の島を出る際に譲って冷蔵庫の大掃除を思い出した。掃除に暮れた昨ー今年度。懸念事項解消をなんとか終わらせよう。スケルトンにしておけばなんとでもなる。
細かな移送品は宅配でいいと思っているが、なかなか長物、嵩高い物が尽きない。衣類日用品、調理具材以外も何故か多い。捨てられる物は廃棄しても多い。一部欠損し補修した物、補修前の物、本当に多い。 これからの生き方を再検討かな。そもそも補修DIYが好きでミシンをかけに滋賀県に伺ったりするが新しい物、服も好きで直ぐ購入する。20代30代と定番通り体型も大きく変化し、DCブランドムーブメントの頃に手に入れた服は何度かの修復を経て今に至る。捨てる事が悪のように思考する原因はわからない。近所の生地屋でカーテンフックテープを見つけ、喜ぶ気持ちは持って居たいが。
冷蔵庫の移送前に庫内を片付け清掃し避ける物は小型冷蔵庫に久々に通電し移した。
一通り用意を終え、明日の引き取り前に岬へ諸々運ぶ。炬燵天板や前に車に乗らなかった雑多な品、補修用品、島へ移送の物を除いた衣服。ハンガー、ラック類。岬が物置化している。捨てないと。絵に描いたような独居老人化👨🦳への道。
車は往復16号主体で帰りは四天王寺から谷町筋へ抜けた。微かな記憶通り南森町付近で左右に振られ、車線を選ぶ必要が出てきた頃はすっかり日が暮れ、19時前。車の絶対数なのか多層化した車線の影響か、やっぱり走りにくい通りだ。まだ梅新東がわかり良く思えた。併せて老化現象か疲れか夜間の運転でイルミネーションや看板が眩しく対して看板の文字が良く見えない、それらが更に緊張をもたらす。
他府県ナンバーに気を使ってくれるドライバーと我が物顔で割り込みを狙うドライバーに多少疲れ、江坂出口を出た所で何故か三重県ナンバーに懐かしさが込み上げた。ラジオの高校野球は既に終わっていたが安心感と共に涙が込み上げた。たかが荷運びで。感情の加減がおかしい。今年の甲子園に特に思い入れは無い。昨年が可哀想だったが同じ学校が勝ち進み出場しているのか、それでも3年生は異なる顔だ。二度と取り戻せはしない。刹那的な思いと、なんでも捨てないといけない自身のアンバランス加減に笑えた。ラジオではつけっぱなしのNHK FM から何故かフランクシナトラ。雨の高架下で信号が滲む。
