コンポ機器を処分する前に機会を持ち、ボヘミアンラブソティーを視聴した。
前から観たかった作品だったが、放送、音楽関係の友人達が口々に其々の過去やエピソードと重ねて、「良かったぁ」と口を揃えるので、思い入れが有り、映画館のサウンドが重要との事。
家で視聴には勇気が要った。
コンポ機器を整理し、パワーアンプ、AVイコライザー、スピーカー、レコードプレイヤー、カセットデッキ、外付けのブルートゥース、ソフト類を処分しながら最後に楽しんだ。
ラックには接点回復剤やシリコン、レコードクリーナー、ヘッドクリーニング機、スピーカーセレクター等も有り、手を止めがち。悲しい習性だが、そう言えば近所に昔からあったアルプス電気社屋も長かった歴史の変遷か移転にて取り壊しの真っ最中だ。Pioneerもマランツも今や中華企業だアルペンもか？ 歴史は確実に流れている。
重厚な機器もトランス可変抵抗が如何してもバリ音が生まれ、何処かの接触に抵抗が生じる。
デジタル抵抗と謳っていた機材も出入り口等のハンダを差し直しても中々ノイズが消えない。
其れなりの良さと掛けた予算を思い出すと悲しくなるが、今は中国加工の日本メーカー品のデジタル音が手頃な価格で揃う。デジタル故にアナログなLine入出端子が無く、無線やヘッドホン端子での拡張しかできなかったりするが揃えて聴くだけなら快適だ。
感動と共にさようならだ。
危険だがLiveに参戦したくなった。
Queenは奇抜なMTV映像が先見、田舎で充分な情弱高校生だった私は渋谷 陽一と小林克也さんからの情報に左右されがちで、俗物っぽく感じ、当時ポツポツあったロックもどきの人達とジャンル分けした。最初に購入したのはノエビア化粧品CMソング12inch、CBSからのソロ楽曲だった。これは大阪ミナミ畳屋町でバイトした頃だったか。亡くなる直前にあったと訊いた細かいエピソードは割愛されて綺麗に終えていたが充分楽しめた作品。 音楽とライブの素晴らしさを思い出した。
