今日、会社を辞めました。(個人忘備録日記です)

不摂生からの疾病 リハビリで価値観が転換 退職しました。

齢 疾病 断捨離

齢55。 

時代が異なるが、旬の明智光秀太田道灌黒田長政没年齢は既に追い越した。

織田信長上杉謙信真田幸村野口英世も数年前に越させて頂いた。向田邦子横山やすし石原裕次郎、秦の始皇帝美空ひばり天知茂林家三平いわさきちひろカミュエドガーアランポー。そして何故か好きな脇役だった成田三樹夫キャンディーズ中田好子をも追い抜く。

年老いてからの演技を観たつもりだったのに今や歳下とは。 言わずもがなナポレオンボナパルト坂本龍馬は早く逝った。 では、この齢以降に何か成した事、人は伊能忠敬が隠居し蘭学、天測を習い始めたのが50になってから、大日本沿海地図作成の為蝦夷へ出向くのが55。スティーブ・ジョブズiPad発表が55歳(翌年没している)、宮崎駿もののけ姫」発表が56。 この歳にピカソゲルニカを仕上げ貴族に巣食い南仏アンティーブへ。 その感性を感じたくて私も50でAntibes へ訪れてみた。

山中伸弥先生はノーベル賞受賞が齢50。大阪市大から奈良先端へ来られ、疾風の如く医学臨床が出来る京大へ移られた。

年齢と老いは人それぞれで、人と比べる事自体嫌って来て、漠然とした知識の一環でしか無かったが、疾病以降気にする様になった。

終焉を睨みながら自らの目標や夢に向き合う生き方もある。失いつつある能力と反比例する経験や知識。但し、脳が壊れると元も子もない。疾病の悪化を遠ざけ健康、健やかな暮らしがベースとして重要か。その意味では全てを投げ打っての島暮らしは正解だったのか。 島で懸念だった事項。此方でやり残した事の整理に集中しよう。今となっては一時退避先、帰還先として設けた岬の家も近い将来の重荷かも知れない。私は大阪、富山、東京、大阪市内、京都での居候期。全てに於いて荷物が多過ぎた。 思い出、使える物、そして現在使っていない物。これを保存確保し続けるのは、捨てる事より贅沢。今更ながら意識を変えて処分していく。

次に使って貰える事は贅沢で人迷惑な思い込みでしか無い。古着等はアフリカ、フィリピンで訪れたスラムに実費で送れば確かに使って貰える可能性はある。但し迷惑な可能性もある。 高価な物もあるが時間軸と同調していない。譲ると気持ちの上では満足感があるが、あくまでも自意識の満足感でしか無い。 無くして身軽になった方が清々しいだろう。捨て去ろう。

 

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