家庭科実習室の壁面付けの換気ファン。コントロールスイッチが壁面直付けで着いている。
そのボックスの造作プラスチック自体がボロボロ崩れ、電子部品、電極が剥き出しになっている。
スイッチボックスが汎用品なら交換すれば済むが微妙にサイズがオリジナルでおまけにサンヨー製品だ。後受けのパナソニックにもケースだけの代用品は無く、コントローラー自体を付け替えるしか変えようが無い。 学校納品のルールに乗っ取って自社から購入する様にデザインしたのだろうがサンヨー電器自体が存在しない。 限られた予算の中でケースの造作を試みる。
今日は15時までの就業で明日は3年生の教室清掃、ワックス剥ぎ、ワックス掛けがある。 朝イチからの作業なので備品を予め用意する。要するにメチャ忙しかった。 そんな1日があっという間に過ぎた。
性格だろうか、昼休みも早々に交換部品の作成、研磨、ニス塗り、乾燥を待つ合間に明日のセッティング、足りない物が出て切断、セットアップ、薬品類の計量、小分け。単純作業の山で忙しいのは初体験だ。単純作業でも時間軸や天候、様々な要因で段取りが変わる事を実感。 やはり全てに置いて余裕を持って臨む事が如何に大切か実感、体感した。
帰り道の刺身屋で昨春から大阪学院大に通う子息から「初めて雪が降って来たのを見た」とのメールが来たそうで、今日は関西、和歌山でも初雪、初氷が見られたとの事。 久米島も肌寒くはあるが日が射すと暑くなり、強風が巡るましく天候を変える。
陽光が海面を煌めく中、学校横の波止場でお昼のカレーを頂いた。初雪初氷の話題がNHKの報道で流れる中、暑いが気持ちいい昼だった。
2月1週目も間も無く終えようとしている。
季札感無き短髪を掻き上げ、海辺で佇む。
向かい風が身体を押し揺さぶるが晴れて暖かい。
今の自分は現実か?
夕食は件の刺身屋でカジキとタコを購入、白ご飯に酢をさして冷まし、寿司風でいただいた。
美味い。