今日、会社を辞めました。(個人忘備録日記です)

不摂生からの疾病 リハビリで価値観が転換 退職しました。

飲酒の記憶

少しお酒を飲んだ。勿論焼酎、久米仙。 久しい少し深酒。 

数年前、脳梗塞の細かな症状が出る直前の頃、酒を飲むと妙に酔った。結構早く脚に来。此れも一つの症例かも知れないが足下が覚束なくなり、呂律も怪しくなった。 「少し酔ったな」と思うだけだが妙に早かった。 寮に入っていた若い頃から無茶な酒席は数多くあり、熱燗を電気ケトルで沸かし8タングラスに並々注がれ、熱い手を救う為に飲んだり、基本先輩からの酒なので無下に断れず、酒を覚えた。その結果、自分等1年生が集まって自由な飲酒の為の雪中キャンプで溜飲を下げたりストレスの発散に酒を飲んだ。 18になり水商売バイトの頃は深夜の終業からの宴席。それ程強くは無く、吐いて呑んでを繰り返しても呂律は然程気にならず、楽しい時間と酔いを謳歌した。以来酒と酒席は好きだった。

それが梗塞前、不具合が如実に現れるようになり。「疲れと老い」と勝手に思い、酒量も落ちて行った。 脳梗塞発症後は発症直近の不調感覚が酔っている状態に似ており、何より「目眩感」、言葉にならないもどかしさ、呂律。 酔った状況と似ており自ずと酒を避け、飲まなくなった。 

以来それ程欲しない酒。 だが少しいただいた。

酔い覚ましに夜空を見上げると月が綺麗に輝いている。日本の西端に近いこの地で月を見上げる情景を記憶に留め、色々思い返してみると、南半球の砂糖黍畑で道に迷い、北中の太陽を見上げ南北を勘違いしていた時を思い出した。常識的な人間では無かったが常識と思っていた根本が違うと戸惑う。 その島であちこち周り、信用出来、契約出来るホテルを探し回った日々は、今となってはいい思い出だ。

その時にあちこちのメディアにプロモーション依頼で持ち込んだ海、プールのエメラルドの輝きが、冬の久米島の寒い海でも同様に輝き、少し自虐的に笑えた。


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あれはSwissから来られたDaffさんのホテル。個人でも泊まったお気に入りだった。

 

持論だが、思い出と回想する情景が沢山あった方がいい。後どれだけの情景を刻めるだろうか。