今日、会社を辞めました。(個人忘備録日記です)

不摂生からの疾病 リハビリで価値観が転換 退職しました。

五月雨式嵐

朝方の大雨は雷と大粒の雨が鳴らす屋根音の合唱も6時半には小康状態となった。本瓦、セメント瓦、琉球瓦、トタンや新建材など響きも音色音階も様々で下手なセッションの様相。

 

次第に遠く、鳴り終わる際の咳を思わす曇ったゴロゴロ音が止んだ時、月曜朝の出勤近い刻を知らせるタイマーで鳴り出した山下達郎の『甘く危険な香り』が妙に場違いな南国を思い出させる。

 

湿気の割に少し肌寒く感じるのは気温だろうか。

肌寒い割にベタつく肌と相まって不思議な感覚が新鮮。

時折、思い出したように鳴る遠雷がスコールの幾度かの再来を予感させる。 長雨が続き遠雷が響く不安定な天候だ。

 

本日は中里庁舎に印鑑登録と済証、住民票の発行で車の登録に備える。 貴重な平日休暇だ。雨如きで流される訳には行かない。太田から中里庁舎までバスで移動。 手続とマイナンバーカードの更新を済ませ、帰りのバスを考えると半時間後に復路バスがあり、待つ時間の間に比嘉のJAで少し生鮮品を覗き、比嘉から乗車した。

片道200円弱、75歳を超えるお年寄りは免除パス制度があり、支払わずに下車して行く。高齢者の生活支援、事故を防ぐ一案だろう。事故が相次ぐ今こそ過疎で交通手段の少ない島で目立つ行政良策だ。 日本の殆どの市町村が抱える問題だ。 予算の出所に交付金の占める割合がどれほどか不明だが有権者は知っておく必要がある。

パスや顔パスで乗り降りするお年寄りが大半のバスは時折有償の学生や旅行者を乗せ、巧みに路上駐車を避けて走る。

平日夕刻のバスは初めて乗車したが学生服姿の児童が結構乗っており、久米島高校は本日休校なので中学生だろう。天気が荒れていたせいもあるのか意外と多いバス通学中学生に思い当たった。近年久米島では小中校の統廃合が進んでいる。

行政は子育てしやすい島を睨んで策を講じているが、過疎は子供にも影響が及んでいる。役場での手続きが続いた為か、町の行政ばかり考える。 視界の何処かで刷り込まれたのか、感覚か。

久米島公立病院を過ぎると上下路線共久米島高校への坂を下る。砂糖黍、学校そして背景は海原。 もう家も近い。