今日、会社を辞めました。(個人忘備録日記です)

不摂生からの疾病 リハビリで価値観が転換 退職しました。

使い残しを楽しもう

お題「貯金の方法」

南の島で気楽に生きているが、現在迄の道にも紆余曲折、ターニングポイントが多々あった。 勿論基軸点として脳梗塞での体不調が大きなポイントだが勤め人として、20代は盲目的に己の興味に基いて生き。30代は流される様に生き、出世や支配権の争いに揉まれ、私生活では自ずとその渦に飛び込み、巻き込み、巻き込まれお金を湯水の如く流し、自らの言い訳として「投資は使っても何倍にもなって帰ってくる」と思っていた。 己のやりたい仕事をやりたい形態で進める為、イコール会社内での支配権、決定権の保持、増加の為に使うお金は勿体無くも無く、その為に仕事をしていた。 盲目的に。

そして派手な暮らし、芸能にも付き合いと称して惜しみなくお金を流し、メリットも奉授した。

実際短期的にリターンのある投資として公私共に浪費しても惜しくもなかった。自ずと生活も楽しくなった時。

不安定感のあった金融世界にて住専問題で絶対的な変革(露呈?)が生じ、企業の根幹、ルーツを否定され、全てがマイナスになった40前。海外駐在中にグループの整理回収機構入りを迎えた。その時以来、法人運営での逆風は社内での細かな嫉妬、やきもちなどの気持ちの襞にあると知った。

己の自己ベースの商いに立ち戻り、魑魅魍魎の世界での出来事を面白話として消化、活用し貯金へ目を向けたのが38歳。反省の時。

この頃から派手な外食、付き合い、遊びを止め、近所のスーパーがホームグラウンドとなった。LiveやParty、飲み屋へ足は遠のき、外食は朝の立ち食い蕎麦、昼は大学の学食位、次第に其れすら勿体なく思えて来て弁当マイブーム。

使わないと自然とお金は残る。 40直前での転職でも営業成績を素直に数字で評価、還元してくれるシンプルな業態で己の思考、志向とマッチした。小さな会社での出世や支配権等興味の持ち様も無い。 

経験から会社内での支配欲や出世欲に既に興味を持たない私はシンプルにお客様との関係性を優先し、延いては営業、商いに盲目的に特化し出来高、営業数値しか目標としない姿勢をとった。人間煩悩を持たないと評価は2分される。現社長は評価してくれたが、次期社長は同様では無かった。

取って代わろうなどの野心を持っていないと逆に見える不思議。 下世話な嫉妬や敵意に辟易とし、脳梗塞を機に気遣う客に同調して即決で会社を辞した。 勤務時の給料は極、人並みで中小企業の平均を下回る。 営業としての成績に準じた歩合は賞与として算定され年間で約300-400万円、月々使う生活費を給与で補えば必然的に貯蓄出来る。

金利が手数料を下回る昨今、預けるお金は報酬等の受け取り、引き落とし払い目的でしか無く、預貯金でのメリットは付録的なインセンティブ(宝くじ預金等)や自動引き落としでの利便性となり、財形貯蓄でも組まないとメリット創出出来無い。

この時代での貯蓄は不安を伴う将来への取り置きと言える。

正に私は将来、年金を補う為の取り置きとして使わない分を残し、貯蓄した。

普段の買物は近所のスーパーや商店。ドラッグストアなどで、価格も念頭に良いもの、メリットを求め、カルディコーヒーファームや地方出張時は名産品等安いプレミアム感に喜んだ。

極めて一般的だ。 

勤めを辞する前は時間的に難しいかったが会員として割引やポイント還元にも興味はあった。 皆細かい所でメリットや満足感を得ているのだと思う。 その分『使い残し』を貯蓄している。

40代から50初頭の退職まで使い残し貯蓄をし、日々の節約の精神的な補いは休暇時の海外旅行などで補充。 折しもTurkishAir就航で夜行便で2泊4日地中海や北欧、北アフリカ旅行が楽しめ、節約と安価な旅を楽しんだ。 家庭菜園や料理が趣味となり、これで釣りでも始めたら、、

残った預金は年間延べて300万程、10年で老後資金。20年で更に安心感。決して貯金を趣味にする訳ではない。

普通に節約を楽しんで補える。

折しもアウトドアブーム。 街のあちこちに大規模ショップ等も出来ている。

様々な価値観の革命が起きている今、セルフィーな趣味を持って使い残しを作ろう。

今となっては気楽なセミリタイヤ療養生活だが、手元に貯蓄があってこそ安心感がある。

先日も島での新居用に冷蔵庫、洗濯機、掃除機などを購入した。高価な物では無いが生活を快適に過ごす必需品だ。

まだ寝具、細かな生活用品を徐々に揃えなけれならない。預貯金はこれらに使う。

f:id:info-tino:20190516071223j:image