晩酌をしなくなって約1年程、全く酒をやめたわけでは無いが「夕食時に決まって飲む」晩酌習慣を遠慮している。
これはメニエルで歩行困難になった経験が大きく、その何ヶ月か前より何も無い所でつまづいたり、何秒間かめまいが来た等の多少の症状があっても何も気付かなかった事。これがショックだ。 メニエルはあくまでも一つの症状として出てきたわけで、根本は脳幹部での出血で、どの箇所に影響が出てくるか、いつ襲ってくるかわからない点が厄介だ。
健康だと思っていた頃とは心構えが違うとは思うが、一度あった失敗を繰り返さない保証は無い。
体調は日によって上下があるが、概ね通常の生活を送れている現在。 左脳への梗塞があったので右手の細かな動作はまだまだ戻らないが日々リハビリに励むのみだ。 箸づかいや文字を書くだけだが、続けていると別の回路が繋がってくれるんじゃ無いかなと思っている。歩行は稀にバランスを崩すが、ガードレールや電柱に手をつく事はもう無い。
滑舌はもっと大声で話す機会を増やした方がいいとは思うが、なかなか声自体が出にくく、どちらかと言うと苦痛だ。 物理的に痛くは無いが「話し難い事」が苦痛である。 ウオーキングしながら表情筋の運動をしていてすれ違う人がいると、己の状況に笑いそうになる。
WEBである本の記事を読んだ、【脳がこわれた】と【脳は回復する】等新潮新書から幾つか出しているそうだ。著者鈴木大介氏。
脳が壊れた (新潮新書) https://www.amazon.co.jp/dp/4106106736/ref=cm_sw_r_em_apa_i_iXhnCbBY3GB45
40代、若くして脳梗塞によって高次脳機能障害に陥りリハビリを送った著者の記録だ。
新潮社の記事しか読んでいないので、まず読んでみます。 当事者がどう感じ、どう立ち向かったのか、又は受け入れたのか、興味があります。